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ファミコンの歴史シミュレーションゲーム攻略情報

ファミコン「不如帰(ほととぎす)」攻略1~武将能力編

たくさんの歴史シミュレーションゲームをプレイしてきましたが、不如帰はシンプルでスピーディーでゲームバランスが良くFCの歴史シミュレーションゲームの中で一番好きな名作です。
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公表データは伊豆・伊東情報館というサイトに載っています。武将データもググればPDFファイルが見つかるので、それ以外の攻略情報を載せます。

この記事では武将の能力について解説します。
各フェーズについては下記の記事へ。
ファミコン「不如帰(ほととぎす)」攻略2~戦略編 - ファミコン攻略

大名ごとの攻略法は下記の記事へ。
ファミコン「不如帰(ほととぎす)」攻略3~大名攻略編 - ファミコン攻略

野戦や攻城戦、籠城戦は下記の記事へ。
ファミコン「不如帰(ほととぎす)」攻略4~戦術編 - ファミコン攻略

初期武将縛りプレイ解説は下記の記事へ。
ファミコン「不如帰(ほととぎす)」攻略5~家臣ゼロプレイ編 - ファミコン攻略

敵大名の解説は下記の記事へ。
ファミコン「不如帰(ほととぎす)」攻略6~敵大名解説編 - ファミコン攻略

武将のパラメータは表示されませんが、攻城戦や籠城戦の城塞値の減り具合などに大きく影響するので、非常に重要です。作戦、戦闘、政治、カリスマが0~7の8段階あるほか、忠誠と運という項目もあるようです。最初に大名の能力を決めますがこれも非常に重要です。8以上にしても7と同じ効果しかないので、最高でも7までにしましょう。

【作戦】
最重要能力です。作戦は主に攻城戦と籠城戦の力攻めの効果に影響します。大名の作戦を7か6にしておけば、序盤は籠城要員として、中盤以降は力攻め要員として大活躍します。野戦でも挟み撃ちや奇襲の成否、効果的な意見を出す確率などに影響します。

【政治】
政治は主に攻城戦と籠城戦の兵糧攻めの効果に影響します。大名の政治を7か6にしておけば序盤の攻城戦で活躍しますが、弱小大名の場合は籠城戦で力攻めでガシガシ城塞値を削られる恐れがあるほか、中盤以降に力攻め主体になったらあまり活躍できません。
ただ、このゲームは序盤に兵糧攻めでいくつかの国を攻略して軌道に乗せるのが最重要ですし、安く城の強化ができる、敵からの経略の効果を薄めることができるなどのメリットもあるので、6以上の武将(大名も可)が1人はほしいです。
セレクトボタンで偵察をすれば敵国の大名の政治力が、城の強化をすれば自国の武将の政治力がわかります。偵察は敵大名の政治力+1金(政治7なら8金)、城の強化は城塞値20までは1上げるのに20金-政治力(政治7なら13金)かかります。

【戦闘】
戦闘が高い武将は野戦が強く、籠城戦で兵士が減りにくいです。作戦が高い武将は1人か2人、政治が高い武将は1人いればいいので、あとの武将は戦闘が高めの武将をそろえましょう。
奇襲の成否は総大将の作戦能力によるというのが公式情報だったと思いますが、敵の奇襲の成功率は味方の総大将の戦闘能力によると思います。大名の能力を作戦5、戦闘0にした時の敵の奇襲成功率が50%を超えたので間違いないと思います。

【カリスマ】
大名のカリスマが高いと浪人が見つかる可能性が上がったり配下武将に裏切られる可能性が下がりますが、野戦の勝敗により上下するので、他の能力値に優先的に配分すべきです。配下武将のカリスマは特に気にする必要はないと思います。

【忠誠】
低いほど寝返り、出奔、謀反(下剋上)が起きやすいと思われます。2の明智光秀、3の真田昌幸は忠誠が低くて優秀なので私は毎回のように寝返らせます。4以下の武将は比較的寝返らせやすい印象です。

【運】
低いと討ち死にしやすいです。このパラメーターだけ2~30です。2の大内義長は兵士数が2しかないのもあいまって、最初の年に他国を攻めて勝手に討ち死にすることがよくあります。

【兵質】
大名ごとに野戦の強さが決まっています。兵質データは下記のリンク先に載せています。
famicom.hateblo.jp

【おすすめ武将ランキング】
能力に裏切りやすさを加味しておすすめの武将をランキングにしました。
1位 真田昌幸 作戦6 戦闘6 政治5 忠誠3
2位 黒田如水 作戦7 戦闘2 政治5 忠誠4
3位 明智光秀 作戦4 戦闘5 政治6 忠誠2
4位 鍋島直茂 作戦4 戦闘4 政治6 忠誠4
5位 竹中半兵衛 作戦7 戦闘2 政治5 忠誠6
6位 小早川隆景 作戦5 戦闘3 政治6 忠誠6
7位 立花道雪 作戦6 戦闘4 政治5 忠誠7
8位 山本勘助 作戦6 戦闘3 政治3 忠誠4
9位 羽柴秀吉 作戦4 戦闘2 政治7 忠誠5
10位 島左近 作戦5 戦闘4 政治4 忠誠4
11位 斎藤利三 作戦5 戦闘4 政治3 忠誠4
12位 美濃三人衆(稲葉一鉄氏家卜全安藤守就) 作戦4 戦闘4 政治3 忠誠4
13位 吉川元春 作戦4 戦闘6 政治2 忠誠6
14位 本多忠勝 作戦3 戦闘6 政治2 忠誠6
15位 佐々成政伊達成実 作戦3 戦闘5 政治2 忠誠4
16位 陶晴賢 作戦2 戦闘4 政治3 忠誠2
17位 荒木村重、和久宗是、加藤光泰 作戦3 戦闘4 政治4 忠誠3
18位 高野左馬助、長坂九郎 作戦2 戦闘4 政治2 忠誠4

【おすすめ武将ランキング解説】
万能で寝返らせやすい真田昌幸が断トツですが、作戦7の上杉謙信の力攻めに対しては若干心もとないので、黒田如水もいれば安心です。明智光秀と不動のトップ3でしょう。
明智光秀は通常、1556年の最後まで登場しないので、1555年と1556年に政治6の武将を寝返らせるなら鍋島直茂小早川隆景です。三本の矢の小早川隆景は忠誠6ですが序盤であれば意外と寝返ります。
竹中半兵衛黒田如水と同じ能力ですが寝返りにくい分、評価を下げました。立花道雪は初期武将の中で最も優秀です。忠誠7ですが最初の数年なら寝返ります。
山本勘助武田信玄がカリスマ7だからか忠誠4の割に寝返りにくいのと、運が低く兵が少ないのでいつの間にか討ち死にしていることがあります。
羽柴秀吉は貴重な政治7です。忠誠5で寝返りにくく戦闘も低いので私はトップ3を優先します。
作戦6以上の武将が討ち死にや後を継いだりしてどうしても寝返らせられない時がたまにあるので、その時はあきらめて作戦5の島左近斎藤利三で手を打つことがあります。
斎藤道三はカリスマ1だからか配下武将を寝返らせ放題なので美濃三人衆や斎藤義龍は武将を補充したい時にうってつけです。
戦闘6の初期武将は8人いますが、全員忠誠6以上でなかなか寝返りません。その中で比較的寝返らせやすいのは吉川元春で、次点が本多忠勝です。
中盤以降は野戦で確実に勝つために包囲が多くなるので戦闘4以上で忠誠4以下の武将は狙い目です。
陶晴賢は戦闘4もさることながら兵14が魅力的ですが、大内義長が討ち死にして後を継いでしまうことも多いです。
不如帰と言えば「たこうえもん」が有名ですが、作戦2、戦闘2、政治2、忠誠4と、あまり強くありません。

政略の「寝返らせる」については下記リンクをご覧ください。
famicom.hateblo.jp

【大名のおすすめの能力値配分】
カリスマは野戦で勝てば上がるので配分する必要はありません。10しかないので作戦・戦闘か作戦・政治か戦闘・政治、2つの能力だけに配分します。
基本は作戦7、戦闘3です。そうすれば序盤は籠城要員として、中盤以降は野戦と力攻め要員として大活躍します。ただ、政治が低く序盤の兵糧攻めには向かないので、寝返りなどで明智光秀鍋島直茂など政治の高い武将を配下にする必要があります。織田や村上など序盤に大名自身が兵糧攻めをする必要がある大名を選んだ場合は、政治を5以上にして残りを戦闘か作戦にふります。
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ただ、慣れてくると作戦7、戦闘3は安定し過ぎて少し退屈かもしれません。戦闘3、政治7の方が序盤の兵糧攻めの効果が高くてスピーディーな反面、敵の力攻めが恐くてスリリングなので面白いかもしれません。

私はいつも重税禁止、リセット禁止でやりますが、その場合の大名ごとのおすすめの配分は以下の通りです。

作戦7、戦闘3
毛利、龍造寺、徳川、阿蘇、北畠、長野、宇都宮

作戦5、政治5
松永

戦闘3、政治7
村上、織田

戦闘4、政治6
津軽

他の大名は安定重視なら作戦7、戦闘3、序盤のスピード重視なら戦闘3、政治7がおすすめです。

【作戦7、戦闘3がおすすめの大名】
毛利と龍造寺は配下武将に政治6の小早川隆景鍋島直茂がいるので、兵糧攻めは任せて自身は作戦特化型にすれば楽勝です。

徳川はかなり難しいですが、力攻めに対する防衛と今川を力攻めで攻略するために作戦特化型がおすすめです。

阿蘇もかなり難しいです。政治特化型にすると力攻めですぐに滅ぼされることがあるので、作戦を高くした方が若干クリア率が高い気がします。1年目は鍋島直茂、2年目は真田昌幸、3年目以降は明智光秀に寝返り工作をすればいずれ寝返ります。彼らは政治が高いので彼らに兵を預けて兵糧攻めで攻略していきましょう。

北畠、長野、宇都宮も比較的難しいですが、最大石高がそこそこ高く、周りに弱い国がいくつかあるので、阿蘇と同じ戦略で行けば大抵クリアできます。

【作戦5、政治5がおすすめの大名】
松永は城塞値が低いので作戦を低くすると力攻めを受けてすぐに滅亡するリスクがあります。作戦7、戦闘3もありですが、石高が低いので政治の高い武将を引き抜けないリスクもあります。よって、力攻めからの防御と兵糧攻めを両立させる作戦5、政治5が最もクリア率が高いと思います。戦闘0で兵質も最低で野戦は滅法弱いので兵を多めにしたり野戦は他の武将に任せたりしてカバーしましょう。

【戦闘3、政治7がおすすめの大名】
村上は最初に上野の長野業正を攻略できないとクリアが難しいですが、長野はうかうかしているとすぐに滅亡してしまうので、政治特化型にします。
政治が高いので兵糧攻めでどんどん国を取ることができますが、作戦が低いので北条、上杉、里見、武田に攻められて簡単に国を失っていきます。最も難易度が高い大名ですが非常にスリリングで最も面白い大名でもあります。
何ヵ国か取って作戦の高い真田昌幸黒田如水あたりを寝返らすことができれば、籠城戦で持ちこたえられるようになり安定してきます。
慣れれば重税禁止、リセット禁止でも2回に1回はクリアできます。

織田も大名の能力の高い斎藤、徳川に囲まれているので意外と難しいです。ただ、伊勢の北畠を斉藤や浅井より先に攻略できれば、近畿は弱小大名ばかりなので楽勝です。なので政治特化型にして北畠をすばやく攻略します。

【戦闘4、政治6がおすすめの大名】
津軽は石高が低く雪もあり隣接する最上と伊達がそこそこ強いので難易度が高いです。力攻めで自滅して兵が減った最上から兵糧攻めで攻略していきますが、戦闘3だと野戦で負けてしまうことが結構あるので、戦闘も少し高めにした方が安定します。

ファミコン「武田信玄」攻略

大河ドラマ武田信玄」放映中の1988年に発売されました。私はドラマを毎週楽しみにしていましたし、ゲームも毎日やっていました。

面白いゲームなのですが、コンティニューに問題があります。歴史シミュレーションゲームとしては珍しくパスワードでコンティニューするのですが、やはりパスワードでやるのは無理があったようで、本国の兵力、経験値、各国の支配状況しか引き継がれません。

それ以外のデータは初期値に戻ってしまうので、頑張って貯めたお金、お米や属領の兵士が全部パーです。なのでパスワードを取る前に属領の兵士を全て本国に移動させ、お金もできるだけ使い切る必要があります。お米は商人がいる月に99ずつしか売れないので売り切るのは難しいです。

逆にこれを悪用して、属領の兵士を本国に移動→コンティニューを繰り返せば、全兵力が簡単にオール99になります。製作者側も当然わかっていて、パスワードを取る時に信玄公から悪用するでないぞと言われますが、この誘惑に勝つのは小学生の僕には無理でした。

属領への命令が月に3か国までになっていますが、これもコンティニューすればまた同じ月に3か国に命令できます。

なので、1541年11月に100%徴兵、12月に大井を攻略、翌年1月にコンティニューを繰り返し属領から各国を攻めて今川以外を全て攻略、2月に今川を攻略してクリアが可能です。この方法だとレベルが上がらないのもあり、私には今川と北条の両方を1月に倒し切ることはできませんでした。
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私の記憶ではコンティニュー技を使わずにクリアしたことはたぶんありません。弓1で攻め込めば敵もどれかの兵士1だけで野戦に応じてくれるので、遠距離攻撃で倒してお金、お米、経験値をゲットできます。これを本国や属領で繰り返せばいずれクリアできますが、ドラクエも途中で飽きてしまう性格なので、最後までやったことはないと思います。

弓1で攻め込むのも裏技チックですが、どのみちこのゲームは野戦で勝ってお金とお米をゲットして商人から武器を買って軍備を整えていくゲームです。弱い敵の城を攻略し過ぎると手詰まりになってしまうので、城までは攻略しない寸止めを続ける必要があります。

全13か国を制覇すると、次はシナリオ2の上杉謙信との川中島の戦いです。
シナリオ1で生き残った兵士をボーナスとして振り分けることができるので、シナリオ1の最終戦は属領から攻め込んでほぼ全滅させた後に、本国からオール99で攻めて遠距離攻撃だけで倒すことをオススメします。

計7戦しますが1勝6分けでも勝ちです。全体的には敵の方が強いので、敵の弱い部隊にこちらの強い部隊をぶつけて何勝かして、それ以外はじっと我慢して引き分けを狙います。ターン数がシナリオ1の20から30に増えますが、敵はあまり攻め込んでこないので、時間切れの引き分けに持ち込むのはそれほど難しくありません。
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武田軍で最も強いのは第1部隊で、以下3、7、2、4、6、5の順で、上杉軍は3、7、6、1、5、4、2の順なので、武田軍の第1部隊から第7部隊まで順に、上杉軍の1、2、5、3、6、7、4に当てていけば最大4勝できます。
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勝ち越すと最後は織田信長との関ヶ原の戦いです。基本的なシステムは川中島の戦いと全く同じです。武田軍は対上杉の時と比べて各部隊の騎馬から足軽まで10ずつ多くなっていますが、敵も上杉軍より強いです。
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織田軍で最も強いのは第2部隊で、以下7、3、5、6、1、4の順なので、武田軍の第1部隊から第7部隊まで順に、織田軍の5、4、6、2、3、7、1に当てていけば最大4勝できます。
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ファミコン「ナムコ版三国志(中原の覇者)」攻略

三国志と言えば光栄ですがナムコ版もコンパクトで面白いゲームです。

まず君主選択ですが一番簡単なのは孫権です。孫権ならレベル3(最難)でも5か月(5ターン)でクリアできます。
以降、レベル3の場合で説明していきます。
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最初から命令書が5枚と武将が16人いるのは大きいです。このゲームは山軍の猛将が1人必要ですが、孫権には最初から甘寧がいるので大丈夫です。

難しいのは劉璋ですかね。在野を含めても山軍の猛将がいないのが痛いです。ただ、そのうち夏侯淵馬岱が攻めてくるので、降伏させて(敵の武将を味方の兵で囲めば降伏します)病院で体力を回復させて馬騰さえ倒せば、自動的に馬超が手に入るので12か月くらいあればクリアできます。
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劉備関羽張飛趙雲がいて武将が優秀ですが命令書が2枚しかないのと武将が6人しかいないので難しい方だと思います。

孫権なら1月に江夏(えなつじゃなくてこうか)に武将を3人くらい移動させて、徴兵で再編成して甘寧だけ1000人にして北の予州を攻めます。2月に洛陽にいる曹操を倒して典韋で新野にいる劉備を倒します。3月に劉璋、4月に馬騰、5月に袁紹を倒せばクリアです。

君主を倒せば支配国すべてが手に入りますが、1日目で君主だけ退却するので、最初の1日で片をつけなければなりません。そのためには機動力が必要なので大量の武将を連れて行く必要があります。

曹操は武力と体力が高いのでギリギリの戦いになります。守備側は城(灰色の部分)にいると2回攻撃ができるので、城外に出さないと勝ち目はありません。魚鱗の陣を選択して、一番前にいる歩兵、騎兵、弓兵を一歩だけ下げて敵を待ち受けます。騎兵と歩兵はこれで倒せますが、後から来る弓兵は城内に攻めていかないと倒せません。

劉備で始めると武将が足りないので、情報集めで在野武将を見つける必要があります。新野ならすぐ劉封が見つかります。関羽を情報集めに行かせると関羽がいない間に曹操軍に攻められることがあるので気をつけましょう。

僕が劉備でやるのが「埋伏の毒」です。洛陽を兵士1000人の張飛で攻めて曹操に退却される前に1日目で降伏させます。その後に趙雲など3人で攻めて籠絡の計で張飛を寝返らせて、張飛曹操を攻撃します。

裏ワザっぽいテクニックですが、籠絡の計が成功するとは限らないので武将を増やしてたくさん武将を連れて行く方が確実です。埋伏の毒をやる意味があるのは劉備ですぐに曹操を倒したい時くらいです。
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時々敵が攻めてきますが、コンピューターは各武将を満遍なく動かしてくるので格好の計略の的です。城にそれなりに強い武将を配置しておけば大抵は撃退できます。例え負けてもどうせ君主を倒せば取り返せるのであまり気にしなくてもいいです。

攻略した国は統治度が低いのですぐ反乱が起きます。反乱が起きると金や国力が下がるので地道にやるなら攻略してすぐ民衆に金を与えて統治度を上げる必要があります。君主を倒すと一気に何ヵ国か手に入りますが、金を与える暇がないので反乱が起きまくるというデメリットがあります。

最初の君主を倒した後は、武将の数と兵士の数に余裕が出てきますが、金欠に悩まされます。兵士1000人で攻めるには金200が必要ですが、敵の国にはあまり金がないことが多く、反乱でさらに金がなくなるので、各国からかき集めたり情報集めをしたり指輪等を質屋に売ったりして何とか出陣費用を賄います。

このゲームで主に使うコマンドは、武将か金を増やしたい時の「情報集め」、主に攻める準備として「武将の移動」と「(金を)運ぶ」、兵を雇ったり再編成したりする「徴兵」、敵を攻める「出陣」です。

まれに使うコマンドとして、民衆に金を与えて統治度を上げる「与える」、体力を回復させる「病院」、情報集めで見つかった指輪などを換金する「質屋」があります。

ファミコン「独眼竜政宗」最速攻略

独眼竜政宗は光栄の歴史シミュレーションと比べるとやぶさめとか金山のあみだくじとか初心者にも取っつきやすいゲームですが、激闘の章は結構敵が攻めてくるので決して難易度は低くありません。

普通にクリアするなら、上限の165万石まで上げて、米を売って騎馬や鉄砲、足軽を増やしてから、畠山→田村と倒し、訓練度の高い三春(田村)を拠点に二階堂、相馬、芦名を倒すといいです。

あとは米をかき集めて売って騎馬や鉄砲、足軽を増やして攻めるというのを繰り返していけばクリアできます。最初に国分を攻めたくなりますが、最上や武藤が攻めてくるのでおすすめできません。

私の最速クリア記録は、激闘の章で24歳春(開始から25ターン目)です。リセットありでもこれ以上早くクリアするのは無理でした。

まず畠山を攻めますが、畠山は隊列がランダムなので前列の下に旗がいる隊列で来たら無傷で倒せます。訓練しても他の国に移動すると無になるので訓練は基本的に不要ですが、畠山を無傷で倒すには弾を3発に増やす必要があるので初っぱなの1回だけ訓練しました。訓練を2年やらないと全ての国の訓練度が下がってしまうので手堅くやるなら2年に1回は訓練をした方がいいです。

畠山の生き残った兵と合流すれば田村は簡単に倒せます。三春(田村)は訓練度が高いのでここを拠点に二階堂と芦名と相馬を倒します。二階堂と芦名は旗を前面に出す秀吉隊列で来ることがあるので、その時はラッキーです。

芦名、最上、佐竹、武藤あたりは結構攻めてくるので要注意ですが、攻められて撃退してから攻めるといろいろメリットがあります。攻められると先攻できますし、鉄砲の弾を旗を倒す以外に全て使うことができて、時間切れを気にしなくていいですし、米の消費もありません。撃退した後に最小限の兵で攻めて鉄砲の弾だけで旗を倒せば、兵の損害も米の消費も少なくて済みます。

開墾は最速クリアを目指すなら不要です。隊列は基本的に上に旗と騎馬で下に鉄砲と足軽で真ん中に誰もいない隊列がいいと思いますが、相手もそれで来る場合は、こちらは騎馬が前面の真ん中にいる隊列で対抗すると、騎馬で一直線に中央突破して旗だけを倒すことができます。ただ、味方の騎馬以外が壊滅するので、佐竹との最終決戦とかでやるのがおすすめです。

ファミコン「蒼き狼と白き牝鹿・ジンギスカン」攻略

ファミコンの光栄歴史三部作の中では最もマイナーな「蒼き狼と白き牝鹿ジンギスカン」の攻略情報です。

マイナーだからか攻略サイトがあまりなかったので参考のため少しだけですが載せておきます。

子供の頃、三國志三國志Ⅱ、信長の野望全国版、戦国群雄伝武将風雲録三国志中原の覇者、独眼竜政宗武田信玄武田信玄2、不如帰、天地を喰らう天地を喰らうⅡ、真田十勇士など歴史物のファミコンソフトをたくさん持っていましたが、ジンギスカンは最近になって初めてやりました。

モンゴル編を3回、世界編を1回、難易度5(最難)でクリアしただけですがそこで得たノウハウをお伝えします。

難易度は、三國志ジンギスカン信長の野望全国版の順だと思います。ただ、所要時間で言うと、国の数が少なく戦闘も短いジンギスカンが圧倒的に速くクリアできます。さくさく進むので私はジンギスカンが一番好きかもしれません。

信長の野望・全国版は、お金や兵糧、兵士がすぐ足りなくなってジリ貧になりますが、ジンギスカンは、兵士は割り当て(住民)ですぐに増やせるし、お金は特産物を売れば簡単に捻出できます。兵糧は最序盤以外はあり余るほどあります。

ちなみにジンギスカンと言えばオルドですが、クリアには必要ないですし他のサイトに情報があるのでそちらに譲ります。

歴史シミュレーションゲームの常ですが、基本的にやることは限られています。1ターンに3回の行動ができますが、毎ターンの基本は割り当て(兵士)→割り当て(住民)→戦争です。ただ、お金が足りない時は商人、統率(能力値)が下がって戦争ができない時は訓練が必要です。

【割り当て(兵士)】
割り当て(兵士)では基本的に本隊を騎馬100%にしました。このゲームは兵士が多い部隊ほど強いので集中させます。
敵の大将に逃げられた時の待ち伏せのために騎馬90、騎馬か歩兵10もありですが、3回待機すれば分散できるので問題ありません。
ただ、一騎打ちを挑まれる場合は騎馬1%、騎馬99%とかにして本隊が敵の大将に隣接しないようにして回避した方がいいです。これも戦闘時になってから3回待機→分散で対応することも可能です。
割り当て(兵士)は攻め取った国で毎回やりますが、たまに騎馬しかいない国とか騎馬が合計75%の国とかがあるのでその場合は省略可能です。騎馬と騎馬など同じ兵種なら戦闘時に合流できます。

【割り当て(住民)】
割り当て(住民)は兵士の確保のためです。私は食糧作りに15残してあとは全部兵士にしていましたが、兵士に全振りでもいいかもしれません。攻め取った国で毎回やりますが、兵士が十分にいる時は省略します。

【割り当て(住民)以外に兵士を増やす方法】
割り当て(住民)以外に兵士を増やす方法としては、隣の領土から移動させる、商人から傭兵を買う、人事で徴兵する(少ししか増えません)という方法があるので、場合によってはこれらの方法を使います。

【移動】
このゲームの面倒な所として本国以外の直轄地では戦争と移動ができません。移動させたい場合は本国のターンで行います。移動コマンドを使うのは、隣の領土から兵士かお金を移動させる時か、本人を移動させる時です。

【商人と訓練】
攻め込む兵士数分だけお金が必要なので足りない場合は商人に特産物か食糧を売るか、隣の領土からお金を移動させます。だんだん統率が下がってきて戦争ができなくなるので、その時は訓練で本人の統率を上げます。

【初期能力】
ゲーム開始時に決める初期能力は、家来はどうでもいいです。本人も最速クリアを狙わないのであればそれほど気にしなくていいですが、統率は戦争の度にどんどん減って、いずれ訓練して上げないと戦争できなくなってしまうので高い方がいいです。判断と企画も徐々に下がるので高いに越したことはありませんが、私は訓練しなければいけないほど下がったことはありません。説得はクリアするだけなら特に気にしなくてもいいと思います。体力と武力は一騎打ちで勝つために高い方が有利ですが、戦争で勝つと上がっていきます。

【戦争】
いよいよ戦争ですが、兵糧は十分にある場合は30日分、少ない場合は適度に持って行き、必ず本人が行きます。
敵の大将を倒せば勝ちで、残った兵士は味方になるので大将以外は無視していいですが、騎馬は大将に合流される前に個々に倒した方が楽なので先に倒します。ただし、一騎打ちで捕虜にできる場合は一直線に大将に隣接して一騎打ちを挑みます。

【一騎打ち】
戦争に勝つと体力と武力が上がるので、終盤はかなり本人の能力が上がっていると思います。一騎打ちで敵の大将を捕虜にするにはウィキペディアによると武力、体力、判断が高い方がいいようです。ただ、気のせいかもしれませんが、私がやった限りでは兵士数も多い方がいいと感じました。私は世界編の終盤の南アジア~東アジアはほぼ一騎打ちで倒しました。申し込んだ側に不利な判定になるらしく少しこちらの能力が上というだけでは負けます。また、差がそれほどでもないと捕虜にはできず一部の兵士がこちらに寝返るだけになります。
逆に負けると捕虜にされたり一部の兵士に裏切られます。一騎打ちを断ると武力と統率が大幅に減りますが説得が低いと断ることすらできません。

【戦後処理】
基本的に攻め取った国を本人が治めた方がいいです。その季節にもう一度行動できる可能性がありますし、新たな国であれば割り当て(住民)で兵士を増やす余地があるからです。元の国は血縁武将がいるなら任せますが、いなければ裏切られる可能性があるので直轄地にした方が無難です。直轄地経営はちゃんとやるなら面倒ですが、私はほとんど「なにもしない」を選んでいました。直轄地発信で移動も戦争もできないのであまり意味がないからです。兵士が少なくて攻められそうなら兵士を増やした方が無難ではあります。敵の大将は処刑、在野武将は配下にしません。下手に配下にすると突如どこかの国で裏切ることがあります。

【モンゴル編攻略順】

私は1176年の夏(開始から6ターン目)にクリアしました。モンゴル編は14か国あって、基本的に1ターン(1シーズン)に1回しか戦争ができませんが、その季節にまだ順番が回ってきていない国を攻め取れば同じ季節内にまた行動ができるので、6ターンくらいあればクリアできます。
私は5→8→6→2→3→4→7→9→11→12→14→13→10の順に攻めました。ただ、この順にこだわらず、その季節に順番が回ってきていない国を攻めるようにした方が、できる行動が3回分増えるので効率的です。
基本的に毎ターンの3行動目に戦争しますが、テムジンの国の初期値は住民の数が少ないので割り当て(住民)だけでは十分に兵士を増やせません。私は1ターン目に攻めるのはあきらめて、割り当て(兵士)→割り当て(住民)→特産物売却→徴兵(または特産物売却)→傭兵→戦争と、2ターン目に戦争をしました。

【世界編攻略順】

私はジンギスカンで1210年の夏(開始から18ターン目)にクリアしました。まず、割り当て(住民)で全部兵士にして1国を捨てて全兵力で3国を攻めました。その後は3国を壁にしてヨーロッパ→北アフリカ→中東→南アジア→中央アジア→東アジア→東南アジアの順に攻略するとスムーズです。