ファミコン攻略

ファミコンの歴史シミュレーションゲーム攻略情報

ファミコン「キングオブキングス」攻略

キングオブキングスは、大戦略ファミコンウォーズのようなウォーシミュレーションゲームですが、舞台は現代の戦争ではなくファンタジーの世界です。

名作ですが、コンピューターはあまり賢くないので、対人間と対コンピューターでは全く別のゲームになります。ここでは対コンピューターについて解説します。

慣れてくるとハンデをつけないと簡単すぎるので、私は生産力(町や城から1ターンで得られる収入)を自分は最低の50、コンピューターは最高の200にして、かつコンピューター同士を全て同盟させてやっていますが、どのマップでどの国を選んでも十分クリア可能です。

私の戦略は常に数ユニットのファイターと大量のハーピーを雇って、町をたくさん占領しつつハーピーで敵のキングを囲んで新たなユニットを雇えなくして、最後はファイターでキングを倒すというものです。

このゲームはコスパを考慮するとハーピーが最強キャラなので、私がやるとユニットの3分の1から半分近くをハーピーが占めます。

このハンデも慣れると簡単になってくるので他に追加のハンデを考える必要があります。ファイター禁止とハーピー禁止とその両方がなかなか難易度が高いですが、ソーサラーをこのゲームの最強キャラであるウィザードまで成長させて、ウィザードで攻めればどのマップでどの国でもクリア可能です。というかこのゲームは3~4ユニットのウィザードさえいればクリア可能です。

ファミコンウォーズは戦闘結果に乱数要素が少ないためほぼ理論値通りの撃破数になりますが、このゲームは乱数要素がかなりあるので、理論値と比べてかなりぶれがあります。

また、ファミコンウォーズには経験値という概念がありませんが、このゲームは戦っているとユニットのレベルが上がります。レベルが1上がると攻撃力が4ポイント上がりますが、防御力は上がらないので、せっかく育てたユニットがあっさりやられることもしばしばです。レベル8の次は王冠になり攻撃力が40ポイントも上がります。ハーピーはドラゴンに対して攻撃力0ですが、王冠なら40なので、地形効果が無ければ2体弱を撃破できます。

ナイト、モンク、ソーサラーはレベルが8を超えると強力なユニットにクラスチェンジします。このゲームの醍醐味とも言えますが、飽きっぽい私はハーピーによる速攻を重視するのでナイト、モンク、ソーサラーはあまり雇いません。ただ、ハーピー・ファイター禁止ルールの場合はソーサラーを育てます。

一度に32ユニットまでしか戦場に繰り出せないので、中盤以降は誰を雇うかよく考える必要があります。また、敵も32ユニットまでなので、敵キングを包囲するまでは、各ユニットをあえて全滅させずに寸止めして生かさず殺さずが有効です。

地形効果も重要です。森・山・城は地形防御率が50%、町が30%、砂が20%、草・沼が10%ですが、飛行ユニットのハーピーグリフォンワイバーンは効果を受けません(その代わり飛行ユニットは防御力が高めです)。城・町でターンを終えれば次に自分の番が回ってきた時に人数と食料が回復しますが、費用がかかります。人数は残機数1なら2に、2なら4になるなど上限の範囲で倍になります。

以下、各ユニットの解説です。
■キング 移動力7 費用720 食料35
ひたすらユニットを雇う役割ですが、まれに近くの城を占領しに行った方がいいマップもあります。ファイター禁止縛りの場合は積極的に町や城を占領しに行きます。城の地形防御率が50%なのもあって敵キングは強いですが、ファイターの攻撃が60%とかなり効くので、城にいても30%と1体は倒せる計算になります。

■ファイター 移動力5 費用120 食料40
キングを除くと町を占領できる唯一の存在であり、かつキングに強いので非常に重要。序盤にたくさん雇い町をできるだけ多く占領して収入を確保し、最後はファイターでキングを倒すのが基本戦略。町を占領されないように敵ファイターは早めにゴブリンやハーピーなどで叩くべきです。

■ゴブリン 移動力7 費用160 食料35
山と砂を消費移動力1で移動できます。エルフやファイターを倒すために少しだけ雇いましょう。敵ゴブリンはハーピーやゴブリンで倒します。

ハーピー 移動力14 費用200 食料60
ファイター、ゴブリン、リザードマン、モンクには分が良く、ナイト、ソーサラーとも互角で、ジャイアント、ゴーレム、スケルトンの攻撃はあまり食らわないのに、移動力が14もあり費用は200と格安で食料も60と十分にあるという反則的な使い勝手の良さでこのゲームの影の支配者です。中盤以降はレベルが王冠になるハーピーもいくつか出てくるので、ドラゴンやキングも倒せます。敵ハーピーはエルフやハーピーで倒しましょう。

■エルフ 移動力7 費用280 食料40
森を消費移動力1で移動できますが、海はもちろん砂も入れません。グリフォンジャイアント、ハーピーを倒すために少しだけ雇いましょう。敵エルフはゴブリンで倒します。

リザードマン 移動力8 費用400 食料32
中途半端な能力の割に費用が微妙に高いのであまり使いませんが、移動力が8あり海や川を消費移動力1で超えられるので、エルフを倒したい時やハーピー禁止縛りの時にゴブリンやエルフでは間に合わない場合に使うことがあります。敵リザードマンはハーピーで倒しましょう。

ジャイアント 移動力5 費用560 食料40
弱点らしい弱点がなく対人戦では重要なユニットだと思いますが、足が遅くて費用が高いので私はほとんど使いません。敵ジャイアントはエルフで地道に削るかハーピーで足止めすることが多いです。

グリフォン 移動力12 費用880 食料48
これも対人戦では重要かもしれませんが、ハーピーで十分かなという感じです。グリフォンやナイトをサクッと倒したい時やハーピー禁止縛りの際のハーピーの代用として使うくらいでしょうか。

■ナイト 移動力10 費用1000 食料40
費用の割に打たれ弱いのでコスパが悪いです。ファイターの倍の移動力があるので、敵キングを倒すのにファイターが不足している時に雇うことがあるくらいでしょうか。シルバーナイトやドラゴンナイトに育てたいなら、敵キングを削っては回復させを繰り返すかジャイアントを倒すといいです。敵ナイトはレベルが上がる前にハーピーグリフォンで倒しましょう。海はもちろん砂と沼にも入れず、森と山は移動力を3も消費します。

■シルバーナイト 移動力9 費用1000 食料40
ナイトが育つとクラスチェンジします。まだグリフォンには弱いです。

ドラゴンナイト 移動力9 費用1000 食料35
シルバーナイトが育つとクラスチェンジします。ウィザードに次ぐ最強ユニットの1つです。海、砂、沼に入れるようになります。

■モンク 移動力4 費用640 食料35
ゴーレムを作るレームと、縦横斜めに隣接する味方ユニットの食料を補給するユンクという魔法が使えます。ただ、足が遅く攻撃力も弱いので私はあまり使いません。レベルが上がるとプリースト→ビショップとクラスチェンジしますが、バルが使えるソーサラーと比べてレベルを上げにくいです。ソーサラー系やゴーレム、スケルトンに滅法強いです。敵モンクはハーピーで倒しましょう。

■プリースト 移動力6 費用640 食料40
モンクが育つとクラスチェンジします。レームの成功率が上がりユンクは小型ユニットの人数回復までできるようになります。また、どこでも消費移動力1で移動できるようになります。

■ビショップ 移動力8 費用640 食料50
ビショップが育つとクラスチェンジします。レームの成功率が100%になります。ユンクは大型ユニットの人数回復までできるようになります。8マス以内の空いたマスなら途中に敵がいようがどこでも行けるようになります。

■ゴーレム 移動力4 費用1200 食料99
モンク系からレームで作られます。基本的に防御力が高いですが、モンク系、ソーサラー系に弱いです。敵ゴーレムは放置するか、モンク・ソーサラーで倒すか、ハーピーで足止めします。

ソーサラー 移動力4 費用800 食料35
ケルトンを召喚するネクロと、縦横斜めに隣接する敵全てに炎で一方的に攻撃するバルという魔法が使えます。モンクと同じく足が遅いので私は普段はあまり使いませんが、ハーピー・ファイター禁止縛りの時はソーサラーを前線の町に置いてバルをしまくってウィザードを何人か育てれば大抵クリアできます。モンク系やジャイアントに弱いので気をつけましょう。同盟国同士でもバルは効くので敵同士でいつの間にかレベルアップしていることがあります。敵ソーサラーはレベルが上がる前にハーピーやファイターで早めに倒しましょう。敵ソーサラーに隣接されたらバルされないように、人数を4人以下に減らすか逃げましょう。

■メイジ 移動力6 費用800 食料40
ソーサラーが育つとクラスチェンジします。ネクロの成功率が上がり、バルもより強力になります。また、どこでも消費移動力1で移動できるようになります。モンク系はやはり苦手でモンクとやっと互角です。

■ウィザード 移動力8 費用800 食料50
メイジが育つとクラスチェンジします。ネクロの成功率が100%になり、王冠レベルならバルで縦横斜めに隣接した敵はほぼ壊滅状態になります。8マス以内の空いたマスなら途中に敵がいようがどこでも行けるようになります。ビショップには分が悪いですが、敵がビショップになることはまずないので、このゲームの最強ユニットと言えます。

■スケルトン 移動力4 費用480 食料99
ソーサラー系からネクロで作られます。基本的に攻撃力が低く防御力が高いですが、モンク系、ソーサラー系に弱いです。敵スケルトンはゴーレムと同じように放置するか、モンク・ソーサラーで倒すか、ハーピーで足止めします。

■サーペント 移動力12 費用1600 食料60
水上以外では攻撃力が半分になり、町・道・城の消費移動力は3、草・森は6、山・砂には入れないという癖の強いユニットですが、水上ではドラゴンとも相性が良く費用も安めのため、使えそうなマップでは中盤以降に使います。敵サーペントは、陸上ではそれほど脅威ではないので放置するかワイバーンで倒します。

ワイバーン 移動力16 費用2400 食料52
飛行ユニットの中で最強ですが、費用の割には飛行ユニット以外に対する攻撃力が低めです。グリフォン、サーペント、ワイバーンあたりを倒したい時や、中盤以降に一気に最前線に誰かを送りたい時に雇います。敵ワイバーンは強いですがレベルの高いエルフやグリフォンなら削れます。

■ドラゴン 移動力6 費用4000 食料42
ウィザードなどのクラスチェンジユニットを除けば最強です。移動力が6しかないのと費用が高いのが難点ですが、どこでも消費移動力1なのに地形効果の恩恵は受けられるので、使い勝手はいいです。敵ドラゴンは水上のサーペントやレベルの上がったハーピーなどのユニット、ドラゴンなどで削りましょう。ウィザードやドラゴンナイトがいるなら楽勝です。



ファミコン「ナムコ三国志Ⅱ 覇王の大陸」攻略

中原の覇者の続編です。前作も良作でしたが、こちらも面白い作品です。

基本的には前作のシステムを引き継いでいますが、いろいろと要素が追加されています。進化したと言えますが、シンプルな前作の方が良かったという人もいるかと思います。

【難易度が下がった部分】
前作より難易度が上がったか下がったかは微妙なところです。簡単になった部分としては
・出陣にお金がかからない
前作は兵士1000人あたり金200もかかったため、大軍団で連続で攻めるのは金銭的に難しかったですが、この作品では大軍団で攻め続けることが可能です。ただ、兵糧の要素が加わったので、大軍で長戦を続けると兵糧が不足することがあります。

・引き抜きができる
189年開始のため董卓配下に呂布がいますが、光栄作品と同様、ゲーム開始直後に呂布を引き抜くことができます。

・引き抜きコマンドで武将情報を偵察できる
引き抜きコマンドで命令書もお金もかけずに全ての敵国の武将の能力を見ることができます。

・空白地を簡単に支配できる
空白地があり、武将を移動させるだけでその国が手に入るようになりました。命令書の数は国の数に依存するので、国をたくさん支配すればたくさん行動ができるようになります。空白地に隣接する敵国を攻めた時に、武将の一部を空白地に退却させると命令書を節約できます。

・偽撃転殺で城内の総大将の兵を減らすことができる
これが最も大きいと思いますが、前作では城にいる武将に計略が効かず、城に隣接する山に敵がいる場合のみ、共殺の計で兵を減らすことができただけでしたが、この作品では城の隣から偽撃転殺で兵を減らすことができるので、城に猛将がいても簡単に倒せるようになりました。

【難易度が上がった部分】
逆に難しくなった部分としては
・君主を倒してもその国しか手に入らない
前作は君主さえ倒せばその支配国が全て手に入りましたが、この作品ではその国しか手に入らず、他の国は後継者が承継します。これによって、クリアするのにかかる時間は長くなったと思います。

・忠誠の低い武将は引き抜かれる
前作では戦場で知力の高い武将に不用意に近づいて籠絡の計をされない限り、配下武将に裏切られることがなかったので、忠誠が低くても気にせず使えましたが、この作品ではコンピューターも引き抜きをしてくるので、呂布や降伏させた武将の忠誠が低いままだといずれ引き抜きにあいます。ただ、忠誠は少しずつしか上がらないので、私は引き抜かれたら仕方ないと割り切って忠誠は放置しています。

・兵のHPが武将の体力ではなく兵士数になった
前作では兵士100人が1ユニットで、各ユニットのHPには武将の体力が使われており、攻撃を受けてHPが減っても、ゼロにならない限りは次の戦闘でまた武将の体力値までHPが回復する仕様になっていましたが、この作品では、普通に兵士数がユニットのHPになっているため、攻撃を受けたら受けただけ兵が減ってしまい、一人の猛将だけで敵を倒し続けるのが難しくなりました。

総合的に考えると、城攻めが楽になった分、難易度は下がったが、君主を倒しても支配国全部が手に入らなくなった分、クリアまでの所要時間は長くなったというのが私の印象です。ちなみに董卓でレベル3(最難)でやるとクリアに5か月くらいかかります。

【敵将の降伏】
前作に引き続き戦場での機動力は武将の数に依存するので、武将の数は重要です。前作では君主さえ倒せば配下武将が全員手に入ったので、序盤以外は武将の数に困ることがありませんでしたが、この作品では戦場で降伏させないと武将が足りなくなります。前作同様、敵将の体力を減らした後に兵で包囲すると降伏します。降伏させるための機能がいくつか追加されているので、うまくやれば前作より降伏させやすいですが、包囲してから降伏するまでにかかる時間は前作より延びたので、コツをつかむまでは前作より難しいと感じるかもしれません。

【降伏させるコツ】
・各兵への指示を「包囲」にする
「前進」を指示すると、前に進みながら敵兵や敵将を攻撃しますが、「包囲」の場合は敵将に攻撃をしません。

・レベルの高い武将を使う
前作は武将の武力によって、弓兵、騎馬、歩兵の配分が決まっていましたが、この作品では武将のレベルが上がると騎馬が多くなります。包囲するには騎馬が多い方がいいので、レベルの高い武将で攻撃しましょう。

・知力が高めの武将で「戦術」の「呪縛」を使う
武将ユニットは「戦術」が使えますが、戦術のうち「呪縛」を使って成功すると敵将がしばらくその場で動けなくなるので、その間に包囲しやすくなります。呪縛を使える回数は知力に依存するので、猪武者より知力が高めの武将を使うか、学問所で知力を上げた方がいいです。

・計略で兵を減らしすぎない
火計等の計略である程度敵兵を減らすのが基本ですが、減りすぎて丸裸にすると敵将が退却しやすくなるので、200~300人くらい残しておくといいです。

・一番左の陣形を選ぶ
一番左の陣形は騎馬が下側に集中しており、敵兵を無視して一直線に敵将に向かいやすいです。なお、一騎打ちしたい時は左から2番目の陣形にすると、こちらの武将の前に邪魔な自軍の兵がいないので、一直線に敵将に向かいやすいです。ガチンコで野戦で戦う時は一番右の魚鱗の陣がいいです。


【計略】
縦に5マス以内かつ横に5マス以内の敵に計略を行うことができますが、計略によって地形などの条件があります。平野か林にいる敵に使える火計(消費機動力6)が基本です。山の敵に対しては要撃(消費機動力6)を使いますが、武力が低いと効果が低いので、武力の低い知将は火計優先です。城内の敵に対しては、城の隣から偽撃転殺(消費機動力8)をすれば兵を減らせます。計略に成功すると経験値が増えてレベルが上がります。知力の高い武将はレベルが上がるとドラクエのように新しい計略を使えるようになります。

【一騎打ち】
忠誠が低い武将で一騎打ちをすると裏切られることがあります。君主を一騎打ちで倒すとレアな武器や防具が入手できることがあります。武器や防具は、武力には影響しませんが、一騎打ちの攻撃力や防御力、すばやさに影響します。

【平軍・山軍・水軍】
前作は山軍が最強で平軍はイマイチでしたが、この作品では得意地形で戦っても岩などの障害物の上を移動できるというメリットしか無いので、あまり差はありません。平軍の方が平野、林、川、村での消費機動力が山軍より少ないので、平軍が最も使いやすいです。兵が600人未満だと消費機動力が小さいので、平軍の知将の兵を600人未満にして計略要員とするのがオススメです。

【情報集め】
前作同様、在野武将の登用やお金を増やすには知力や人徳の高い武将に情報集めをさせます。前作は情報集めに行かせると翌月まで帰ってこなかったので、同じ武将に1回しか命令できませんでしたし、情報集め中に攻められるとその武将は戦闘に参加できませんでしたが、この作品では情報集めをするとすぐ結果が出るので使い勝手が良くなりました。

【内政】
前作も私は内政をしませんでしたが、反乱を防ぐために民衆にお金を与えることがありました。この作品では統治度が上がりにくいので、私は全く内政をしません。

【病院】
体力が減った場合は病院で回復させることができますが、戦場の村にたまに病院があるので、そこで回復させれば命令書を節約できます。前作と違い体力が低いままでも一騎打ちをしない限り戦闘に支障はないので、病院がある戦場が見つかるまでけがは放置しておいていいです。

【縛りプレイ】
前作同様、コツさえつかめば難易度は高くないので、何らかの縛りをつけた方が面白いかもしれません。偽撃転殺を使うと簡単すぎるので、私は偽撃転殺抜きでプレイしましたが、難易度が高い馬騰でレベル3(最難)でも2年以内にクリアできます。

ファミコン「不如帰(ほととぎす)」攻略6~敵大名解説編

全大名について、プレイヤーとして選んだ場合ではなく敵の立場から見た場合の解説です。

【東北】
津軽為信陸奥/8万石/上限32万石/城塞値28
石高が低いため兵士数が少なく複数国持ちになることは稀ですが、城塞値が高く隣接国が少なく雪もあるため最後まで生き残っていることもしばしば。

伊達輝宗/陸前/22万石/上限72万石/城塞値24
家臣が3人もいるため片倉景綱の兵士数が2になるまで戦をせず自滅しにくいです。雪があり城塞値が高めで上杉と隣接していないため、最後まで生き残りやすいです。輝宗の運が低いので討ち死に等で政宗が後を継ぐこともしばしば。

最上義光/出羽/36万石/上限72万石/城塞値26
すぐ力攻めしてくるため津軽プレイの場合は伊達より最上が最初の標的になります。ただ、上杉、芦名と隣接しているため横取りされないように注意が必要。城塞値が高く雪があるため上杉が強大化するパターンの時以外は生き残りやすいです。

芦名盛氏/南陸奥/68万石/上限84万石/城塞値24
家臣がいないため稀にすぐ討ち死にして滅亡しますが、石高が高く雪と高めの城塞値に守られているため生き残ることが多いです。下野あたりに進出すると南陸奥を取られてかえって滅亡しやすいです。

関東甲信越
上杉謙信/越後/68万石/上限84万石/城塞値26
兵質が高く謙信や家臣の戦闘能力が高いので野戦が滅法強いです。包囲で士気で勝つか降伏大名を引き連れて行かないとなかなか勝てません。東日本の中では北条に次いで強大化しやすいですが、東日本は弱小大名が少ないのと武将が分散するので途中で頭打ちになりやすく、島津ほど巨大化することは稀。政治が低いので兵糧攻めには弱いです。義理堅いイメージですが他の大名と同様にチャンスと見れば同盟を簡単に裏切ります。

宇都宮広綱/下野/33万石/上限56万石/城塞値22
強豪の多い関東では最弱。城塞値は決して低くないですが猛者に囲まれておりすぐに滅亡します。家臣がおらず運が低いので討ち死にで滅亡することもしばしば。多くの国と隣接しており戦略上重要な場所ですが、その分、経略されやすく石高が低くなりやすいです。

佐竹義昭常陸/38万石/上限74万石/城塞値20
義重の方が戦闘と運が高いため、義昭の兵が0なのに包囲してくることが多く、攻め込むと1ターンで敵の中心部隊を撃破しましたとメッセージが出て野戦で勝利しやすいです。運が低いので討ち死にして義重が後を継ぐことがありますが、義重の方が強いのでできれば死なないでほしいのが本音。北条と上杉から離れているので関東の中では生き残りやすいですが、村上、長野、宇都宮、芦名あたりを選んだ場合、北条、上杉が進出してくる前にここを攻略するのが重要。

里見義堯/上総/38万石/上限88万石/城塞値28
関東最強の北条と隣接していますが、能力、石高、城塞値が高いのですぐは死なないことが多いです。里見を攻略しようとすると北条に横取りされることがありますので、里見を壁にして東側を攻略するのが基本戦略となります。

長野業正/上野/14万石/上限70万石/城塞値26
関東の中では弱いので滅亡しやすいです。能力、最大石高、城塞値が高いので意外と生き残ることもあります。政治が低いので兵糧攻めですぐ攻略できますが、北条、上杉、里見と隣接しており、横取りされたり攻略できた場合も守り切るのが難しいです。村上プレイの場合はすぐにここを攻略しないとクリアは難しいです。

北条氏康/武蔵/80万石/上限104万石/城塞値60
東日本最強の大名ですが兵質は高くなく家臣の能力が低いので野戦はそれほど強くないです。小田原城が堅く大名の能力が高いので落城させるのは容易ではなく、降伏させるか他の国に籠城したところを攻略することが多いです。強大化することが多いですが、東日本の大名は弱小大名が少ないのと武将を分散配置せざるを得ないので途中で頭打ちとなり、島津ほど強大化することは稀。国が増える前に武将が増え過ぎた場合は、兵士数の増加が追いつかず全く動かないこともあります。

今川義元駿河/80万石/上限102万石/城塞値24
武田、北条と三国同盟を結んでいて、徳川は石高が低く武将が多いため、しばらくは誰からも攻め込まれません。兵質が低く大名の作戦も低いので徳川を攻略できることは稀。能力の高い大名に囲まれているため、今川を攻略する頃には1573年を超えていることが多く、攻略せずに降伏させることが多いです。

武田信玄/甲斐/80万石/上限96万石/城塞値16
強いのでプレイヤー以外に滅ぼされることは稀ですが、武将が多く三国同盟と能力の高い斎藤、徳川に囲まれているため、北条、上杉、斎藤と比べると強大化する確率は高くありません。上杉と同じく兵質が高く信玄と家臣の戦闘能力が高いので、包囲で士気で勝つか降伏大名を引き連れて行かないと、野戦でなかなか勝てないです。城塞値が低いですが大名の能力が高いので落城させるのは簡単ではありません。

村上義清/北信濃/20万石/上限32万石/城塞値12
東日本最弱。大名の作戦と戦闘は高いですが政治が低いので兵糧攻めで簡単に攻略できます。北条、武田、上杉に囲まれているので、すぐに滅亡します。

【北陸】
畠山義綱能登/24万石/上限74万石/城塞値24
上杉と一向しか隣接しておらず雪もあるため生き残ることが多いですが、家臣がおらず運が低めなので討ち死にして滅亡することもあります。東日本の大名を選んだ場合、大名の能力の高い武田、斎藤、徳川、織田の攻略に骨が折れるため、北陸から近畿に向かう方が楽な場合が多いです。

一向蓮悟/加賀/16万石/上限88万石/城塞値35
畠山と朝倉しか隣接しておらず城塞値が高く雪もあるため生き残ることが多いですが、畠山に滅ぼされることもあります。能力が低いですが兵質が高いため、大兵力で攻めて籠城させ一気に力攻めで攻略することをオススメします。

朝倉義景/越前/56万石/上限78万石/城塞値16
弱小大名の多いこの地域の中では石高が高いため、南側や西側に進出して複数国持ちになることも多いですが、如何せん能力が低いので大勢力になることは少ないです。近畿の東は能力の高い斎藤、織田、徳川、武田の壁があり、西は堅固な石山本願寺と山があるので、越前は北陸と近畿と中国を結ぶ交通の要衝で戦略上重要な場所です。兵士数は多いですが能力と城塞値が低いので意外とあっさり攻略できます。

【中部】
斎藤道三/美濃/54万石/上限82万石/城塞値23
序盤に伊勢を攻略すると近畿を制圧することがありますが、伊勢を攻略できない場合、武将が多い割に石高がそれほどでもないため、兵力の回復が追いつかずじっと動かないこともあります。近畿の大名を選んだ場合の最大の脅威ですが、大勢力になっても家臣を引き抜けば弱体化させることができます。美濃三人衆(稲葉一鉄氏家卜全安藤守就)は能力も高めで一石二鳥です。

徳川家康三河/25万石/上限38万石/城塞値18
石高が低いのに武将が多いため最も他国を攻めない大名です。武田あたりに滅ぼされることもありますが、能力と兵質が高いため最後まで生き残ることも多く、攻略せずに降伏させることが多い空気のような大名です。

織田信長尾張/27万石/上限60万石/城塞値16
石高がそこそこで武将が多いため年数が経って兵士数が増えてこないと他国を攻めません。斎藤と同盟を結んでいて徳川も攻めてこないので、徳川が謀反を起こす前に今川から攻められる以外は、攻められることも滅多にありません。能力が高く落城させるのは大変なので、降伏させることが多い空気大名の一人です。

【近畿】
北畠具教/伊勢/24万石/上限72万石/城塞値13
小国が割拠する近畿の中では上限石高が最も高いですが、最も早く滅亡する大名の一人なので、石高を生かせることはあまりありません。斎藤と浅井に攻められると滅亡しますが、たまたま両大名の矛先が違う大名に向かえば生き残ることもあります。

浅井長政/近江/38万石/上限64万石/城塞値25
近畿の中では能力と石高が高めなので、斎藤と並んで大勢力になる可能性のある大名です。近畿の大名を選んだ場合はちょくちょく攻めてくるので厄介です。地道に兵糧攻めで削るか、城塞値の低い国にいる時に籠城させて倒してしまいましょう。

松永久秀/山城/18万石/上限34万石/城塞値10
弱小大名がひしめく近畿の中でもピカ一の弱小大名で、生き残ることは滅多にありません。政治が高いので兵糧攻めがあまり効きませんが、他の大名に攻められてすぐ瀕死になるので、楽に攻略できます。他の大名に攻め落とされないようにタイミングを上手く見計らいましょう。官位をもらえば1573年以降は降伏勧告ができますし、近畿の中心にあるので石高が低い割には重要な場所です。

筒井藤勝/大和/22万石/上限54万石/城塞値16
こちらも弱小国で、早めに滅亡しやすい大名です。能力が低く兵質が低く城塞値も低めなので簡単に攻略できます。

雑賀孫一紀伊/16万石/上限40万石/城塞値21
大名の戦闘と作戦能力が高く兵質も近畿の中ではそこそこ高い方なので、野戦は結構強いです。ただ、石高が低いので兵士数が少ないですし、政治が低いので兵糧攻めで意外と簡単に攻略できます。

三好長慶/和泉/38万石/上限52万石/城塞値19
兵質、能力が低いので攻略は難しくありません。四国から上陸してくる九州大名を止めるために重要になる場合がある場所です。私は鉄砲を買いませんが、和泉を領有していれば鉄砲1丁あたり20金で買えるようになります。

本願寺顕如/摂津/16万石/上限52万石/城塞値58
近畿と中国を結ぶ重要な場所なので攻略したいですが、城塞値が高いので放置して降伏させることが多いです。兵質が高いですが能力と石高が低いので強大化することもあまりありません。

波多野秀治丹波/24万石/上限34万石/城塞値21
弱小大名なのですぐ滅亡することもありますが、城塞値がそこそこで周りも強くないのでしぶとく生き残ることもあります。兵質が低く能力も平凡なので攻略は簡単です。

【中国】
山名豊国/但馬/32万石/上限64万石/城塞値18
石高がそこそこで能力、兵質、城塞値は低く、周りの大名と似たり寄ったりなので、その時の巡り合わせで滅亡したり複数国持ちになったりします。攻略は難しくありません。

別所長治/播磨/18万石/上限56万石/城塞値17
基本的に山名と同様です。

宇喜田直家/備前/34万石/上限90万石/城塞値16
基本的に山名、別所と同様ですが、最大石高が高いのと政治が少し高いのが特徴です。運が低いので討ち死にしやすいです。

尼子晴久/出雲/60万石/上限68万石/城塞値11
基本的に山名、別所、宇喜田と同様ですが、石高の初期値が高いので序盤は少し先行しています。ただ、能力、兵質、城塞値がかなり低いので、力攻めで弱った後に攻めればすぐに攻略できます。運が低いので討ち死にしやすいですが、家臣の山中幸盛も弱いので問題ありません。

大内義長/長門/68万石/上限98万石/城塞値12
大名の兵士数が2しかなくて陶晴賢が14もいて運も極めて低いので、討ち死にして陶晴賢が後を継ぐこともしばしば。陶晴賢も運が極めて低いので、討ち死にして毛利あたりにあっさり長門を献上することがたまにあります。大友と同盟しており、毛利も攻めてこないので、討ち死にしない場合は中国地方の覇者になることがあります。能力、兵質、城塞値が極めて低く石高が高いので、攻略が容易な割にリターンが大きい国です。陶晴賢は兵士数が多く戦闘が高く寝返りやすいので、序盤の寝返りオススメ武将の一人です。

毛利元就/安芸/14万石/上限58万石/城塞値21
石高があまり高くない割に武将が多いので滅多に他国を攻めません。能力が高く攻略に時間がかかるので降伏させることが多い大名です。宇喜田や大内の後を継いだ陶に攻められて、勝手に討ち死にしてくれて棚ぼたで領土を広げた際に強大化することが稀にあります。

【四国】
河野通宣/伊予/14万石/上限44万石/城塞値10
四国はみんな石高と城塞値が低く弱小ですが、大友と同盟を結んでいるので、すぐは九州から攻めてきません。ただ、同盟を破ったり豊後を島津か龍造寺が取ったりして、いずれは九州大名に攻め込まれる運命にあります。能力が低く簡単に攻略できますが、大友が九州から出てこないようにあえて生かしておくのも手です。

十河一存/讃岐/24万石/上限44万石/城塞値11
能力、城塞値、石高が低いので攻略は容易です。河野と違って後回しにする理由もないのでさっさと攻略しましょう。

長宗我部元親/土佐/6万石/上限30万石/城塞値12
他の四国大名と違って能力が高めなので、城塞値を削るのに少しだけ時間がかかります。とはいえ、石高も城塞値も極めて低いため攻略は簡単です。

【九州】
大友宗麟/豊後/86万石/上限127万石/城塞値20
石高、兵士数、鉄砲数が全大名中で最も高いのでプレイヤーが選んだ場合は島津と並んで最強ですが、コンピューターの場合は大名の能力が低いので島津の後塵を拝することが多いです。肥後や四国にいる間に大事な豊後を奪われてジリ貧になることが多いですが、たまに九州の覇者になることがあります。政治が低いので意外と簡単に兵糧攻めで攻略できますが、運が低いので討ち死にして非常に優秀な立花道雪が後を継ぐことがあり、その場合は攻略が難しくなります。

龍造寺隆信肥前/72万石/上限84万石/城塞値24
石高、兵質が高いですが、島津には及ばないため、最終的に島津に滅ぼされることが多いです。ただ、大友と同じくたまに九州の覇者になることがあります。作戦、戦闘能力が高いですが政治が低いので、大友と同様に兵糧攻めで攻略できます。家臣の鍋島直茂は政治6でかつ寝返りやすいので、オススメ武将です。

阿蘇惟政/肥後/24万石/上限50万石/城塞値28
城塞値が高いですが、九州三強に囲まれているためすぐに滅亡します。九州三強を選んだ時以外は九州に到達した時点で既に滅んでいるでしょう。九州三強を選んだ場合はここの争奪戦になりますが、ここを攻めて弱った大友か龍造寺を倒す方がいいかもしれません。

島津貴久/薩摩/58万石/上限84万石/城塞値21
あっという間に九州、四国、近畿を制覇することもある不如帰最強の大名。国が増える前に武将が増え過ぎた場合は、兵士数の増加が追いつかず大人しくなることがありますし、大友、龍造寺も強いので伸び悩むこともあります。運が低いので討ち死にすることがありますが、跡継ぎの義久も優秀なので大きな影響はありません。巨大化した島津帝国は強敵ですが、手薄な国を攻めたり降伏大名を引き連れて戦えばいずれは倒せるはずです。

ファミコン「不如帰(ほととぎす)」攻略5~家臣ゼロプレイ編

やりこんでくると不如帰がいくら名作とはいえ大名ごとの必勝パターンが決まってしまうので飽きてしまいます。

そこで何らかの縛りを設けてプレイすると、難易度が上がり、いつもやらないことをやる必要に迫られ、新たな気づきもあり面白いです。

重税禁止、リセット禁止もある種の縛りですが、私は常にこの2つの縛りを課しているので、それ以外の縛りが必要となります。

おすすめの縛りは初期武将のみでのクリアです。寝返りも「家臣を雇う」も使わずにゲーム開始時点の武将のみでクリアするということです。

配下武将がいない弱小大名の場合は1人で天下統一しなければならないので特に難しいです。以降は基本的にこの家臣ゼロプレイについて解説します。

弱小大名で序盤に勢力を拡大するためには兵糧攻めの効果を高める必要があるので、政治を高くする必要があります。

配下武将を雇えないので野戦で勝つために戦闘もある程度高くしたいところです。よって、戦闘4、政治6か戦闘3、政治7がベストだと思います。ただ、阿蘇や北畠、松永の場合は作戦0だと瞬殺されることが多いので、作戦5、政治5をおすすめします。戦闘0は野戦がつらいですが、意外と何とかなります。

家臣ゼロプレイで気づいたことは以下の点です。
・中盤以降の野戦は士気で負けることが多い。
・攻めている間に他の国を奪われる。
・降伏大名の援軍と城の強化が重要。
・作戦0でも力攻めは意外と使える。
・年数が経つと兵糧攻めの効果が上がる。
・野戦を経ずに籠城してくれることがほぼない。

野戦の勝率を上げて城を攻め落とされないために、兵をいつもより多めに雇い城塞値を上げておく必要があります。また、中盤以降の野戦の勝率を上げるためにはできるだけ多くの大名を降伏させて援軍に来てもらうことが重要です。

山城に近い大名ならいいのですが、津軽あたりで始めた場合は早めに山城の大名と同盟を結んで官位をもらっておきましょう。

城を守る武将、特に作戦の高い武将がいないので、城を奪われることがあり、作戦が低く兵糧攻め主体となるため、クリアまでに結構時間がかかります。

いつも中盤以降は力攻めばかりしていたので気づきませんでしたが、年数が経つと敵の総大将が政治6でも兵糧攻めで城塞値を6減らすことができたり、兵糧攻めの効果が高くなるようです。

作戦0だと力攻めの出番はないかなと思いましたが、野戦で勝って敵が退却した場合は力攻めで5ずつ減らせますし、武将が籠城していても毎回1とは限らないので、意外と力攻めも使えます。

終盤はお金が余るので、野戦に勝つためにも鉄砲を買いたくなるところですが、武将1人だとどうしても野戦で負けることがあるので、激減することは覚悟しなければなりません。

鉄砲以外だと余ったお金の使い道は忍者か敵への経略くらいしかありません。忍者は大名暗殺のほか、敵同士の同盟の解消も地味に役立ちます。降伏大名は同盟相手との戦には援軍を出してくれないからです。

なかなか野戦で勝てなかった相手大名の同盟を忍者で2つ解消させて、降伏大名の援軍が来るようになり攻略できたことがあります。

初期武将縛りで初めてやったのが津軽でしたが、運良くクリアできました。通常プレイと同じく戦闘4、政治6がベストだと思います。

東北、関東、北陸を支配するところまでは順調でしたが、山城の大名と同盟することができず、朝倉に野戦で負け続けました。

普段なら朝倉や一向は大名の能力が低く、戦闘の高い武将を多めに連れて行けば敵兵の総数が城塞値以下の場合は必ず籠城するので、野戦を経ずに力攻めで瞬殺ですが、家臣ゼロプレイの場合は籠城しないし、野戦で包囲してくるので、士気で全然勝てません。

作戦5以上なので挟み撃ちしてくる上杉、北条、武田あたりの方がむしろ野戦で勝ちやすいです。

津軽は難しいですが、城塞値が高く隣接する国はそれほど強くなく日本の端に位置しているため、初期武将縛りプレイの場合は阿蘇、徳川より簡単です。

武将が大名しかおらず自ら攻めて自ら守るしかないため、端にいるのは強みです。ただ、山城から遠いため降伏勧告が使いにくいというデメリットがあります。

村上も初めて初期武将縛りプレイをやった時に運良くクリアできました。戦闘3しか取り柄のない配下武将の小笠原長時ですが、大活躍します。雑魚武将もいないよりはるかに良いということを気づかせてくれます。

ファミコン「不如帰(ほととぎす)」攻略4~戦術編

最後は戦の攻略法です。信長の野望のようなHEX戦ではないため短時間で終わりますが緊張感があり面白いです。シンプルではありますが、実際の戦争で総大将が軍の細かい動きまで采配できるものではなく意外とリアルなのかもしれません。まずは野戦から解説します。
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【野戦の基本】
野戦での敵や味方の兵の減りやすさは、兵士数、武将の戦闘能力、兵質、+αで決まりますが、乱数要素があるため同じ相手でも勝ったり負けたりします。+αには降伏大名の援軍、作戦、鉄砲、意見などがあります。攻城戦、籠城戦もそうですが、兵が0の武将は討ち死にすることがあるので、死なせたくない場合は兵を1以上にしておいた方がいいです。

【士気】
このゲームの特殊な所として士気があります。兵の数や増減では優勢でも士気が先になくなると負けになります。兵が減ると士気が減るため負けている方が士気も先になくなることが多いですが、陣形が包囲だと敵の士気を多めに減らせるため、中盤以降は包囲を選ぶと勝率が上がります。

【野戦の勝敗条件】
・兵士数がゼロになる。
・士気がゼロになる。
・包囲で正面と参戦していない武将の兵士数の合計がゼロになる。
・退却する。
・総大将が討ち死にする。

【作戦の基本】
突撃が基本ですが、中盤以降など敵が強い場合は包囲にして士気で勝てるようにする必要があります。勝ち目が無さそうな時はダメ元で奇襲してみましょう。挟み撃ちも奇襲ほどではありませんが失敗することも多いギャンブル的な作戦です。

【作戦-突撃】
小細工なく武将を一人ずつ繰り出す堅実な作戦。挟み撃ちは別動隊が間に合わないリスクがあり、包囲は武将数と兵士数が多くないとあまり有効でなく、奇襲は失敗の可能性が高く失敗すると士気が大幅に減るので、突撃が基本です。

【作戦-挟み撃ち】
別動隊が来ると士気が上がり相手の兵や武将に数ターン損害を与えることができますが、総大将や別動隊の武将の作戦能力が低い場合は別動隊が現れる前に戦闘が終わることもしばしばです。序盤で黒田如水竹中半兵衛がいる時は、作戦能力が高くて戦闘能力が低く突撃ではあまり役に立たないので、私は兵を少しだけ預けて挟み撃ちをします。ただ、兵0の別動隊による挟み撃ちが成功してもあまり敵に損害を与えられない気がします。別動隊が強ければ強いほど効果が大きいと思われますが、そんなに強いなら突撃の方が確実ですし悩ましいところです。

【作戦-包囲】
毎ターン相手の士気を多めに減らすことができますが、兵士数や戦闘能力の低い武将がいると先に士気が減って負けることもしばしばです。序盤の武将や兵が少ない時はあまり使いませんが、中盤以降、敵の兵が増えてくると士気で負けないように包囲を選ぶと勝率が上がります。敵が強い場合は後詰めで士気を上げられるように武将を4人以上にするとさらに勝率が上がります。武将2人でも包囲できますが、3人以上の場合は右備えと左備えと中央の3人が最初から前面に出ます。中央の兵が0になると負けになります。

【作戦-奇襲】
成功するとしばらく一方的に攻撃できます。1ターンで終わることもあれば敵の士気がなくなるまで続くこともあります。総大将の作戦能力が高く雨の時は成功率が上がります。成功率は低いので奇襲しか勝ち目がない時以外は選ぶべきではありません。

【敵の作戦】
敵の武将が1人の場合、突撃してくることが多いですが、兵がこちらの半分以下で7以下の時は奇襲してきます。ただし、向こうから攻めてきた場合やこちらが奇襲の場合は突撃してきます。
敵の武将が2人の場合は包囲してきます。
敵の武将が3人以上の場合は基本的に包囲してきますが、総大将が作戦5以上で兵士数がこちらと同数以下なら挟み撃ちをしてきます。
ただ、時々敵の武将が2人以上なのに突撃や奇襲してくるパターンの回があって、リセットするまではそのパターンのままのことがあります。
奇襲の成否は総大将の作戦能力によるというのが公式情報だったと思いますが、敵の奇襲の成功率は味方の総大将の戦闘能力によると思います。大名の能力を作戦5、戦闘0にした時の敵の奇襲成功率が50%を超えたのが根拠です。

【見守る】
何もしないで戦況を見守ります。意見を選んだ方が得ですが、早く進めたい時はこちらの方がいいです。

【後詰め】
戦闘に参加していない武将を前線に繰り出します。士気が上がります。士気が減ってきてからやりたいですが、前線の兵が少ないと兵が減って結果的に士気も下がるので、前線の兵が十分に多い場合以外は早めに繰り出した方がいいです。戦闘が低い武将や兵の少ない武将は早めに繰り出すと兵が減って士気が減るので、遅めに繰り出した方がいいです。後詰めに出す前の武将は意見を出すことがあるので、黒田如水竹中半兵衛など作戦能力が高く戦闘能力の低い武将は、意見要員として後詰めに出さないという手もあります。

【鉄砲】
1回の野戦で1ターンしか使えませんし雨の時は使えません。4丁以上なければ効果がないようです。高価ですが負けると激減しますし、私は兵を雇うのにお金を使った方がいいと思います。

【意見】
総大将か後詰めに出る前の武将に意見を聞くと何か意見を出すことがあります。意見を取り入れないことも可能ですが取り入れた方が戦況が有利になる場合が多いです。作戦能力が高いほど効果的な意見を出します。参戦中の武将に意見を求めても「今は命のやりとりの最中ぞ!何を今さら…!」と怒られるだけです。作戦能力7でも意見を出す確率は数%くらいだと思います。

【意見の具体例】
総大将の場合
敵の本陣を発見!自分で切り込むか?
→総大将が参戦していない場合、後詰めとして前線に出ます。効果を感じたことはあまりありません。
新しい陣形を考え出した。
→敵の兵が大きく減ることが多いですが、たまに味方が大きく減ることがあります。
新しい戦法を考え出した。
→鉄砲があれば鉄砲を撃つ。その場合の効果は鉄砲の数による?鉄砲がなければ鉄砲のアニメーションはなく敵の兵が大きく減ることが多いです。
何も考え出せなかった…。
→意見なし

総大将以外の場合
少人数の部隊で敵の後ろを脅かしましょう。
→敵の兵が減ることが多い気がします。
敵の先陣を引き寄せ取り囲んで攻撃しては?
→敵の兵が減ることが多い気がします。
今こそ部隊を割いて敵の横を攻撃しては?
→敵の兵が減ることもありますがそうでないこともある気がします。
今さら軍議もありますまい。兵たちの戦ぶりを信じるのみでござる。
→意見なし

敵にやられた場合
敵は我が軍の横を攻撃し始めました。
→自分の兵が減ることもありますがそうでないこともある気がします。
我が軍の先陣が飛び出しすぎております!危険でござるぞ!
→自分の兵が減ることが多い気がします。
我が軍の輸送部隊が敵に攻撃されております。
→自分の兵が減ることが多い気がします。

【退却】
勝ち目がない時は早めに退却した方が兵の損失が最小限で済みます。退却したターンは兵が減りやすく、相手の兵は減らないようになっています。2ヵ国以上を支配している場合は籠城のほか隣国への退却も可能ですが、国は選べません。籠城した場合は落城するとゲームオーバーなので、城塞値が低い場合は隣国へ退却しましょう。城塞値より兵が多い状態で籠城すると兵が城塞値まで減ります。

【敵の退却】
複数国持ちの敵が退却した場合、籠城したのか退却したのか必ず確認しましょう。退却した場合は空城なので、城塞値が減りやすいです。籠城した場合、敵の総大将の能力が高いと城塞値がなかなか減りませんが、落城させれば籠城した武将を全員討ち死にまたは下野させられるので、複数国持ちの大名の武将全員を一網打尽にすれば一気に全部の国を奪うことができます。大名がいる場合は退却することが多いですが、大名がいない場合は籠城します。籠城すると城塞値と同数まで兵が減るので、敵兵が多い場合も一気に激減させることができます。

【攻め込んで野戦になるか籠城するか】
野戦に勝つとカリスマが上がるため序盤は野戦に応じてほしい場合もあります。特に敵大名の兵が0で配下武将に兵がいて包囲してくる場合は1ターン目で敵の中心部隊を撃破して勝てるのでおいしいです。ただ、籠城してくれた方が兵の損失がありませんし、敵が複数国持ちの場合は籠城させて落城させて敵の武将が誰もいなくなれば一気に全部の国を奪えます。複数国持ちで隣の国に武将がいれば必ず援軍に来ますが隣以外に武将がいれば援軍に来ないため、大名を倒しても生き残った武将が後を継いでしまいます。

【攻め込んで野戦になる条件】
敵兵0なら籠城、敵兵1以上で下記のいずれかの場合は野戦になる。
・城塞値が3以下
・城塞値より敵兵が多い
・敵の兵士数が味方以上
・総大将の作戦能力+参加武将全員の戦闘能力の合計が敵を下回っている

【攻城戦-兵糧攻め
1~6しか城塞値が減りませんが兵が減らないため、序盤は多用します。お互いの総大将の政治能力によって効果が決まります。年数が経つと敵の政治が高くても6減ったりして兵糧攻めの効果が上がるような気がします。

【攻城戦-力攻め】
兵が減りますが、全武将の兵が0になるまで毎ターン1~5の城塞値を減らすことができるので、中盤以降は力攻めが中心になります。お互いの総大将の作戦能力によって効果が決まります。武将の数が多いほど一武将あたりの兵の損失が少なくなるため、作戦能力7か6の総大将に大軍を預けて兵1の武将何人かと一緒に力攻めをするのが効率的です。兵1の武将はいずれ討ち死にするので寝返らせやすい斎藤家の武将などを補充しましょう。攻城戦での兵の減りやすさと討ち死にしやすさは運(という武将能力)に依存するようです。

【攻城戦-使いを送る】
成功すると城が手に入りますが、成功率は高くないので私は基本的に使いません。複数国持ちの大名に対してしか成功しません。私の経験上野戦なしで籠城した場合に成功したことがありませんが、野戦の後に籠城した場合と退却した場合には成功したことがあります。城塞値が高いほど成功しにくい印象ですが城塞値20越えの城でも成功することがあります。力攻めや兵糧攻めで落城させた場合は城塞値が10になりますが、使いが成功した場合はそのままです。ちなみに敵同士の場合は簡単に成功します。
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【籠城と兵士数】
城塞値より守備側の兵士数が多い場合は籠城できず一旦野戦になります。野戦に負けたり退却すると籠城できますが、城塞値と同数まで兵士数が減ります。さらに力攻めや兵糧攻めにより城塞値が下がるとその値まで兵士数も減ります。

【籠城戦-力攻め】
兵の減りやすさは戦闘(という武将能力)に依存します。城塞値の減りやすさはお互いの総大将の作戦能力に依存します。攻城戦なら兵が1しかなくても必ず城塞値を1以上減らせますが、籠城戦の場合は敵の兵士数が少ない時は城塞値が減りません。具体的には、兵4の武将1人や兵3と兵2の武将2人で攻めてきた場合は城塞値が減りませんので、野戦をせずに籠城して大丈夫です。

ファミコン「不如帰(ほととぎす)」攻略3~大名攻略編

第3弾は大名ごとの攻略法です。以下、重税禁止、リセット禁止の前提で解説します。

【兵質データ】
表示されませんが、大名ごとに野戦の強さが決まっているようです。上杉、武田、島津が最強で、他の九州勢、一向と本願寺コンビ、村上、徳川の弱小コンビが次点です。地方ごとに傾向があり、概ね強さの順は九州→東北・関東→四国→近畿→中国となっています。中国勢は最弱ですが周りの大名も弱くて城塞値が低いので難易度が高い気はしません。
15 上杉、武田、島津
14 村上、一向、徳川、本願寺、大友、龍造寺、阿蘇
13 津軽、伊達、最上、芦名、佐竹、里見、長野、北条、斎藤、浅井、長宗我部
12 宇都宮、畠山、朝倉、雑賀、河野、十河
11 今川、織田、北畠、筒井、別所
10 松永、三好、波多野、山名、宇喜多、尼子、大内、毛利

【大名ごとの難易度】(★が多いほど難しい)
★★★★★★★
1村上、2津軽、3阿蘇、4徳川
(数字は難しい順番)

★★★★★★
宇都宮、今川、松永

★★★★★
長野、織田、北畠、河野、十河、長宗我部

★★★★
伊達、最上、芦名、佐竹、里見、畠山、筒井、雑賀、三好、波多野、山名、別所、宇喜田、尼子

★★★
一向、朝倉、斎藤、浅井、大内、毛利

★★
武田、本願寺、龍造寺


1島津、2大友、3上杉、4北条
(数字は簡単な順番)

最も簡単なのは島津貴久です。石高や息子2人の能力、兵質が高く、西日本は毛利(と島津)以外は大名の能力が低いので、コツをつかめば簡単に全国統一できます。運が低く討ち死にしやすいので兵士数を常に1以上に保つようにしましょう。
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【通常のエンディング】
全国統一した際の通常のエンディングでは、背景が赤く江戸幕府と同じくらいかそれ以上に長く太平の世を築いたというメッセージが表示されます。
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【豊臣政権型のエンディング】
最後に美濃を攻略して全国統一すると、背景が青く豊臣政権のように短命に終わったと表示されるエンディングとなります。乱世エンディングとも呼ばれています。
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【クリア条件】
1636年までに40ヵ国全てを領有するか降伏させること。ただし、最後の40ヵ国目を降伏させた場合は、その後に政略フェーズ内に誰かが謀反を起こしたらクリアとなりません。

【政治特化型大名の攻略法】
大名の政治を5以上にした場合は、大名自身で兵糧攻めで攻略していきます。石高が増えてお金に余裕が出てきたら、作戦の高い真田昌幸黒田如水を寝返らせて敵からの力攻めに対する籠城要員とします。さらに国力が高まれば大兵力を黒田如水真田昌幸に預けて力攻めで攻略していき、1573年以降は降伏勧告も使って天下統一します。

【作戦特化型大名の攻略法】
大名の能力を作戦7、戦闘3にした場合は、まず鍋島直茂明智光秀真田昌幸などの政治が高く寝返らせやすい武将を寝返らせて、兵を預けて兵糧攻めで攻略していきます。攻められたら大名を籠城要員にし、国力が高まれば自身が大兵力を率いて力攻めで攻略していき、1573年以降は降伏勧告も使って天下統一します。

【東北大名による攻略】
東北は雪があり城塞値が高めなので守るにはいいですが、攻めるのに時間がかかります。もたついていると北条か上杉が巨大化して手がつけられなくなることがありますが、それに気をつければ津軽以外は石高が高いのでそれほど難しくありません。
津軽は石高が低く隣接する最上と伊達がそこそこ強いので難易度がかなり高いです。力攻めで自滅して兵が減った最上から兵糧攻めで攻略していきますが、戦闘3だと野戦で負けてしまうことが結構あるので、戦闘4、政治6がおすすめです。
石高が最も高く関東に攻め込みやすい芦名と、配下武将が優秀で上杉と接していない伊達が比較的難易度が低いです。
芦名は関東制圧を、他の大名の場合は東北統一を目指すのがベストかなと思います。

【関東大名による攻略】
石高が高めで城塞値が高めですが、その分周りも強くて攻略に時間がかかります。北条、上杉が強く、作戦が低いと一気に城塞値を削られるので注意が必要です。
宇都宮は石高が低めで兵質も低め、周りから攻められやすく経略もされやすいため、難しいです。政治を7にしてガンガン攻略するのもありですが、上杉や北条に攻められて危うくなることも多いので、作戦7、戦闘3にして政治の高い武将が引き抜けるまでじっと我慢するのが、最も確率の高い攻略法だと思います。
長野も難易度高めですが石高が高いので宇都宮よりはマシです。宇都宮と同じ戦略でいいと思います。
北条は城塞値が最高の60で石高も高いので初心者向け、里見、佐竹は石高が高く息子が優秀なので比較的簡単ですが、北条、上杉という強豪がいるので油断できません。

【中部大名による攻略】
能力の高い大名が多いため上手く立ち回る必要があります。
村上と徳川はかなり難しいですし、今川も結構難しいので別項目を立てて解説します。
織田も大名の能力の高い斎藤、徳川に囲まれているので意外と難しいです。ただ、北畠を斎藤より先に攻略できれば、近畿は弱小大名ばかりなので楽勝です。なので戦闘3、政治7にして北畠をすばやく攻略することが大事です。
斎藤は大名の能力が高い武田、織田、徳川を無視して北畠か浅井を倒して近畿を制圧すれば簡単です。武田は村上以外の周辺大名が強いので初心者は意外と苦戦するかもしれませんが、最強クラスの大名なので、政治7にして村上を倒して関東や北陸を制圧するもよし、作戦7にして今川を倒すもよし、斎藤が近畿に勢力を伸ばす場合はそれを追いかけるのもよし、上手くやれば何とでもなります。

【村上攻略】
村上は石高と城塞値が低く、北条、武田、上杉に囲まれているため、最初に上野の長野業正を攻略できないとクリアが難しいです。ただ、長野はうかうかしているとすぐに滅亡してしまうので、大名の政治を5以上にしてタイミングを逃さず攻略する必要があります。
重税禁止、リセット禁止でも2回に1回はクリアできますが、長野が敵国との交戦中に討ち死にすることもありますし、タイミング悪く他の大名に上野を取られることもあり、クリアできないこともままあります。
政治が高いので兵糧攻めでどんどん国を取ることができますが、作戦が低いので北条、上杉、里見、武田に攻められて簡単に国を失っていきます。最も難易度が高い大名の1人ですが非常にスリリングで最も面白い大名の1人でもあります。
何ヵ国か取って作戦の高い真田昌幸黒田如水あたりを寝返らすことができれば、籠城戦で持ちこたえられるようになり安定してきます。

【徳川攻略】
徳川は石高が低く周辺の武田、織田、斎藤、北条の能力が非常に高いです。織田を兵糧攻めするのもありですが、政治を7にしても城塞値が1ずつしか減らないので最後に斎藤にかっさらわれることがあります。
今川は石高が高いですが兵質と大名の能力が低いので、作戦7、戦闘3にして1555年と1559年あたりに攻めれば5年で攻略できます。1555年にすぐ謀反を起こして今川を攻めます。包囲すれば野戦で勝てることが多いです。それから3年くらいお金を貯めて今川が力攻めをして兵を減らしたら兵を雇って家康を5~10、他の武将を1にして今川を攻めると籠城するので、力攻めをすれば攻略できます。その後斎藤か織田を倒して近畿を制圧すれば天下統一は目前です。

【今川攻略】
今川は石高が高いですが兵質が低いため野戦が弱いのと、何と言っても周辺の武田、北条、徳川、織田、斎藤が全員作戦と政治が6以上なので、城塞値を削って1国を攻略するのに何年もかかります。石高が高くお金があって寝返りで有能な武将をそろえられるので、大名の能力は作戦特化型がおすすめです。1年目は鍋島直茂伊達成実立花道雪山本勘助小早川隆景吉川元春あたり、2年目以降は真田昌幸明智光秀黒田如水あたりも加えて年に1回ずつ寝返りをしていれば何人か成功します。徳川が一番倒しやすいですが、そのままだと野戦で苦戦するので、徳川が謀反を起こした次の年に徳川に62金くらい経略します。すると兵士が減るので、今川の兵質でも野戦で勝てます。地道に兵糧攻めで1ずつ削れば6年かけてようやく攻め落とすことができます。その後は斎藤が2か国以上領有していれば兵糧攻めでガンガン城塞値を削ります。織田以外倒すのが難しい状況であればまた兵糧攻めで城塞値を1ずつ削ります。

【北陸大名による攻略】
雪が降るのがネックですが、石高が高いので難易度は低めです。上杉は兵質最強、配下武将も戦闘が強く、周りに弱い大名が多いので、最も簡単な大名の一人です。一向と朝倉は大名の能力が低いので、畠山と一向は西進すれば簡単です。朝倉は周りがみんな弱いのでどこに進んでも楽勝です。

近畿大名による攻略】
石高、城塞値、兵質が低めの小国が割拠しています。兵質が高くて城塞値が非常に高い本願寺は中国、近畿、四国が弱小大名ばかりなので楽勝です。浅井も石高、城塞値が近畿の中では高めなので簡単な方です。筒井、雑賀、三好は石高、城塞値、兵質が低めなので弱いですが、周りも弱いのでそれほど難しくありません。どの大名も戦闘3、政治7にすると早く攻略できますが、斎藤が伊勢を攻略すると脅威となります。作戦7、戦闘3にして次項のような戦略の方が安定します。作戦5、政治5にして力攻めからの防御と兵糧攻めを両立させるのもありです。北畠と松永は次項で解説します。

【北畠、松永攻略】
北畠は城塞値が低いので作戦が低いと斎藤か浅井に瞬殺されることがありますが、石高が高く財力はあるので、作戦7、戦闘3にして鍋島直茂明智光秀真田昌幸など政治の高い武将を引き抜けば難しくありません。問題は松永で、石高と城塞値と兵質が最低クラスなので難しいです。戦闘3、政治7にして兵糧攻めで攻略しまくるのもありですが、序盤に浅井、朝倉、三好、北畠あたりに攻められると瞬殺されることがあるので、作戦7、戦闘3にして北畠と同じ戦略にした方がクリア率は高いと思います。ただ、石高が低いので政治の高い武将を引き抜けないリスクがあるので、最もクリア率が高いのは作戦5、政治5だと思います。野戦は滅法弱いので兵を多めにしたり他の武将でカバーしましょう。

【中国大名による攻略】
波多野は便宜上中国大名とします。城塞値、兵質が低めで弱めですが、周りも弱く石高は低くないのでどの大名も難しくありません。毛利は武将能力が高く、大内は石高が高いので簡単です。波多野は石高が低いので中国の中では最も難しいですが、城塞値が高めですし周りは朝倉以外弱小なので意外と難しくありません。他の宇喜田、尼子、山名、別所も周りが弱いので難しくありません。毛利だけ大名の能力が高いので城塞値を減らすのが大変ですが、石高が高くない割に武将が多いせいでなかなか全武将が兵士数2以上にならずあまり攻めてこないため、放ったらかしで大丈夫です。

【四国大名による攻略】
3人とも石高と城塞値が低く弱いですが、周りも弱いため意外と難しくありません。最大の脅威は九州の大友なので、大友と同盟を結んでいる河野が比較的簡単です。長宗我部と十河の場合は河野を壁として残したまま近畿を攻めた方がやりやすいと思います。ただ、いずれ河野は九州勢から攻められるので、早めに勢力を拡大して九州勢に対抗できる国力をつける必要があります。

【九州大名による攻略】
兵質が高く阿蘇以外は石高も高く配下武将が優秀で、西国は東国のように能力の高い大名があまりいないので、阿蘇以外は簡単です。特に島津は兵質が最強で息子が2人とも優秀なので最も簡単な大名です。大友も石高が最も高く配下の立花道雪は極めて優秀、弱小大名の多い中国、四国にもすぐ進出できるので、島津と並んで簡単な大名です。龍造寺は敵に島津がいることと、大友のように中国、四国と隣接していないので、少し難しいですが、配下の鍋島直茂が優秀なので十分簡単です。阿蘇は次項で解説します。

阿蘇攻略】
阿蘇は三強に囲まれているのであっさり滅亡することもあります。ただ、兵質が高く城塞値も高めで石高も低くはないので、作戦7、戦闘3にしておけばしばらくは持ちこたえられます。鍋島直茂明智光秀真田昌幸など政治の高い武将を引き抜けば、龍造寺と大友は政治が低いので兵糧攻めで攻略できます。ただ、大友宗麟が死んで立花道雪が後を継いだ時や大友の豊後を島津か龍造寺に先に取られると厄介です。

ファミコン「不如帰(ほととぎす)」攻略2~戦略編

不如帰攻略第二弾として、各フェーズを解説します。

【経略-概要】
お金がないと何もできないので石高を上げて収入を増やす経略は大事です。他のゲームではあまり内政をやらない私ですがこのゲームではやります。自国への経略の場合は武将の能力に関係なく1金あたり石高が1上がりますが、16金以上だとあまり上がらなくなるので、1国あたり15金が基本です。ただ、国ごとに石高の上限があります。石高の上限は伊豆・伊東情報館という攻略サイトに載っています。武将がいる国かその隣国にしか経略はできません。

【経略-計算式】
金額と石高の上昇値の関係は、例えば、15金→15、45金→30、105金→45、225金→60、465金→75、945金→90、1905金→105、3825金→120となります。

詳しくは以下の通りです。
1~15金→金額=石高の上昇値
16~45金→15金を超える分の効果は1/2
46~105金→45金を超える分の効果は1/4
106~225金→105金を超える分の効果は1/8
226~465金→225金を超える分の効果は1/16
466~945金→465金を超える分の効果は1/32
946~1905金→945金を超える分の効果は1/64
1906~3825金→1905金を超える分の効果は1/128
3826金以上→3825金を超える分の効果は1/256
※小数点以下は切り捨て

【経略-敵国からの経略】
隣の敵国から経略をされると石高が下がります。経略のフェーズにセレクトボタンで自分の国を調べると右下に敵国から経略されている金額が表示されます(下の画像で言うと敵国からの経略が10金、自分の経略が1金)。ただ、ゼロの時でも石高が減ることがあるので、自分の後に相手のターンが回ってきて経略をされることがあると思われます。
石高の減り具合は、金額からその国にいる武将の政治力の合計を差し引いた後、前述の計算式で決まります。
例えば、28金かけられた政治7の武将と6の武将がいる国の場合は、28-7-6=15で石高が15下がるので、経略を15金しておけば相殺されて石高が下がりません。

【経略-敵国への経略】
隣の敵国に経略すれば石高を減らせます。効果の考え方は前述の計算式の通りです。いずれ自分の国になるのに石高を下げるのはもったいないので私はあまりやりません。ただ、今川でやる時だけは野戦の強い徳川に対して経略をしかけて敵兵を減らしてから戦います。

【税収】
税収=石高(※)+重税分-兵士数×2-俸禄です。
※豊作なら石高の2倍、凶作なら石高の半分。重税して一揆が起きるとゼロ。
重税分は一揆が起きなければ、重税レベル(1~6)×4、一揆が起きると重税レベル×2です。
また、一揆が起きると重税レベルと同じ数値だけ石高が下がります。兵士数×2や俸禄が払えないと兵士数が減ったり武将が野に下ったりします。兵士数×2は初期の徳川のように降伏していると兵士数×3になるようです。
最初の数年間は毎年重税して一揆が起きたらリセットし、国が増えてくると一揆のリスクが高いのと十分な収入があるので重税をやめるプレイヤーが多いと思いますが、重税なしでもどの大名でもクリア可能です。私は重税禁止、リセット禁止の方が面白いと思います。

【移動】
武将を5人までしか雇えないのでどこにどの武将を配置するかは重要です。次に攻める国の隣に移動させるのはもちろんですが、作戦が高い黒田如水真田昌幸を配置しておけば兵0でも力攻めで1とかしか城塞値が減らないので、防衛のための配置も重要です(ちなみに兵0だと討ち死にすることがあるので兵1がオススメです。如水は戦闘が低く籠城中に兵が減りやすいので兵2の方がさらに安心です)。1年の最後の移動は、雪で東北と北陸は移動できないのと、城の強化(城塞値を上げたい国に政治の高い武将を移動させる)や経略(経略したい国やその隣に移動させる)を考慮する場合もあります。つながっている範囲でしか移動できません。

【戦】
兵1あたり2金かかります。1年に3回しか戦をしかけられないのでどこを攻めるかの選択は重要です。1年の最後の戦は移動と同じく雪で東北と北陸は戦ができません。攻められた場合、隣の国にいる武将は援軍に行くことができます。
これは非常に重要な豆知識ですが、敵は武将全員の兵士数が2以上にならないと攻めてきません(ただし、2ヵ国以上持ちの敵の場合、別の領国に兵1以下の武将がいても、兵2以上の武将しかいない国があれば、その国からは攻めてきます)。なので、徳川、織田、毛利など武将が多く石高がそれほど高くない大名は、兵1以下の武将がいることが多いのでめったに他国を攻めません。

【政略-寝返り】
1回に5金かかります。武将の能力値が表示されないゲームですが攻城戦、籠城戦、野戦などで能力は非常に重要なので、能力の高い武将を引き抜くのは非常に重要です。
野戦で勝ち続けると大名のカリスマが上がって寝返らせやすくなりますが、カリスマ0のままでもそれなりに寝返らせることは可能です。1回で寝返らなくても同じ年でも何回もやれば寝返ることがあります。同盟国に寝返りが成功すると同盟が破棄されます。

【政略-寝返りおすすめ武将】
1年目は忠誠の高い立花道雪とかでも引き抜けることがありますが、年数が経てば経つほど引き抜きにくくなる気がします。

1555年のおすすめ
鍋島直茂 作戦4 戦闘4 政治6 忠誠4
小早川隆景 作戦5 戦闘3 政治6 忠誠6
立花道雪 作戦6 戦闘4 政治5 忠誠7 兵士数12
吉川元春 作戦4 戦闘6 戦闘2 忠誠6
本多忠勝 作戦3 戦闘6 政治2 忠誠6
伊達成実 作戦3 戦闘5 政治2 忠誠4
陶晴賢 作戦2 戦闘4 政治3 忠誠2 兵士数14

1556年以降のおすすめ
真田昌幸 作戦6 戦闘6 政治5 忠誠3

1557年以降のおすすめ
黒田如水 作戦7 戦闘2 政治5 忠誠4
明智光秀 作戦4 戦闘5 政治6 忠誠2

後半は斎藤道三の配下武将が寝返らせやすく斎藤義龍以外はそこそこ優秀なのでおすすめです。

【政略-寝返りによる無料偵察】
寝返りコマンドを使えば無料で敵の武将と兵士数が見られるというのも地味に大きいです。自国の武将がマックス(大名を含め6人)だったり所持金が4金以下だと寝返りコマンド自体が使えず無料偵察ができません。大名の兵士数がわかりませんがある程度推測できます。コンピューターは大名が徴兵により兵士数3になると次の武将が徴兵しその武将も3になると次の武将が徴兵します。なので、例えば配下武将が一人でその兵士数が0であれば大名の兵士数は0~3の可能性が高いです。

【政略-降伏】
1573年以降なら敵国を降伏させることができるようになります。全ての国を攻略するか降伏させればこのゲームはクリアとなるので、降伏は重要です。もう一つ大きなメリットが、大名が参戦している時だけですが、野戦時に降伏大名が援軍に来ることです。何人も援軍に来れば敵の兵も武将も次々と討ち取っていきます。なお、降伏大名が敵の同盟相手の場合は援軍に来てくれません。また、降伏大名の国を通過して攻め込んだり移動することができます。自分より低い官位の大名しか降伏しません(降伏した後に官位が逆転しても謀反を起こすとは限りません)。既に誰かに降伏している大名や誰かを降伏させている大名に降伏勧告しても成功しません。一度拒否されるとその年は成功しないので次の年まで待ちましょう。
ただ、降伏させても謀反を起こして独立することがよくあります。まれに降伏大名が不手際を起こすイベントが発生します。取りつぶしに成功すれば自分の国になり大名が在野武将となります。たまに取りつぶしに失敗することがありますが、その場合は謀反を起こされて降伏大名ではなくなります。

【政略-官位】
山城を支配していると政略フェーズの最初に自分や他の大名に官位を与えられます。また山城を支配する大名と同盟を結ぶと官位を与えてくれます。官位が高い降伏大名ほど謀反を起こしにくいですが、降伏させて1年後にしか官位を与えられないので、その間に謀反を起こされることもしばしばです。官位を持った大名Aが謀反を起こすと、他の降伏大名のうち官位の低い大名や官位のない大名がこぞって謀反を起こして大名Aに降伏してしまうことがあるので、私は敵大名に官位を与えない方がいいと思っています。

【政略-官位を下げる】
裏技チックですが既に官位を持っている大名に対して、一度上の官位を選んでから下げると以前より低い官位や官位なしにすることができます。ただし、同時に2人以上に与えられる官位は上限の人数まで与えていないと官位を下げられませんので、一旦1人しかなれない左大臣か右大臣、近衛大将近衛中将に決定してから官位なしに下げるといいです。官位ごとの上限人数は次項の通りです。

【政略-官位ごとの上限人数】
官位によって同時に与えられる上限人数が決まっています。以下の通りです。
たくみのかみ4人
ずしょのかみ4人
くだいしょうゆう3人
おおくらしょうゆう3人
ぎょうぶしょうゆう3人
じぶしょうゆう3人
しきぶしょうゆう3人
なかつかさしょうゆう3人
だんじょうしょうひつ2人
このえしょうしょう2人
くだいだゆう2人
おおくらだゆう2人
ぎょうぶだゆう2人
じぶだゆう2人
しきぶだゆう2人
なかつかさだゆう2人
このえちゅうじょう1人
くだいきょう2人
おおくらきょう2人
ぎょうぶきょう2人
じぶきょう2人
なかつかさきょう2人
さんぎ3人
このえだいしょう1人
ちゅうなごん3人
だいなごん2人
うだいじん1人
さだいじん1人
ないだいじん1人
だじょうだいじん1人

【政略-政略結婚】
政略結婚を結べば攻められにくくなるので村上など弱小大名の時は使うのもありです。また、1573年までに山城をとれなさそうな時は、山城を支配する大名と政略結婚を結んで官位をもらっておけば、官位の低い大名を降伏させられる可能性が出てきます。相手国も同盟を望んでいても妹が「おにーちゃん、やーよ」と拒否することがありますが、同じ年にもう一度やれば成功することもあります。同盟国を攻めるとカリスマが下がります。同盟国に降伏勧告を行ったり寝返りが成功すると同盟が破棄されます。

【政略-謀反】
降伏していると経略や戦争ができませんが謀反を起こして独立すれば可能になります。降伏することのメリットは、盟主大名が攻めてこないこと、野戦の際に盟主大名が援軍に来てくれることがあること、盟主大名が経略で石高を上げてくれることがあることです。徳川は今川に降伏した状態から始まります。

【政略-忍者】
忍者は100金かかる割に効果は低いので私はほとんど使いません。失敗して自分の評判(たぶんカリスマ)が下がることも多いです。成功すると、評判を下げる、他の大名との同盟を破棄させる、兵を減らす、金を浪費させる、鉄砲庫を爆破する(鉄砲を減らす)、領地を荒らす(石高を下げる)、他の大名に矛先を向けさせる、大名を暗殺するなどの効果があります。他の大名に矛先を向けさせるというのは、このゲームには表示されませんが同盟と降伏以外に敵対大名という要素があるようですので、そこにリストアップされるということかと思います。

【軍備-俸禄】
家臣の俸禄を上げると下剋上(謀反)や出奔、引き抜かれる可能性が下がります。めったに起こらないので序盤は上げなくていいですが、下剋上が起きたら即ゲームオーバーなので、お金に余裕が出てきたら9まで上げておきましょう。

【軍備-家臣を雇う】
最初から真田昌幸が仕官することもありますので、お金に余裕があるなら毎年俸禄9でトライしましょう。お金が無い時も俸禄1でダメ元でトライしましょう。

【軍備-兵を雇う】
兵1を雇うのに4金かかります。雇いすぎると次の年に金欠で困るので気をつけましょう。配下武将に対する俸禄額や翌年の戦争や寝返り、徴兵にいくら費やすか、開墾にいくらお金を残すかによりますが、「総石高÷10=総兵士数」が簡易の目安として使えます。隠しコマンドとして再編成があり、スタートボタンを押すと無料で武将ごとの兵の割り振りを変更できます。

【軍備-城の強化】
城塞値を1~9上げます。城塞値20までは1上げるのに20金-政治力(政治7なら13金)かかります。各武将は自分のいる国の城しか強化できません。攻略した後の城塞値は10しかなく力攻め2回で落とされてしまう恐れがあるので、1だけでも上げておくと少し安心です。

【軍備-鉄砲の購入】
和泉も九州も領有していないと1丁購入するのに30金かかりますが、和泉を領有していると20金、近江を領有していると22金、九州の国を領有していると26金で済みます。最高は120丁ですが野戦で負けると無情にも1丁とか2丁とかに激減します。1回の野戦で1回しか使えないし、雨では使えないし、負けると激減するので、私はめったに買いません。

【偵察】
どのフェーズでもセレクトボタンを押すと自分の国や敵国を偵察できます。敵国の場合は敵大名の政治力+1のお金がかかりますが、降伏大名は無料で見ることができます。私は禁じ手にしていますが、裏技として戦争フェーズに敵国を偵察した後、戦争を選択し最後の確認の質問でキャンセルすると、戦争の費用と一緒に偵察の費用が戻ってきます。