ファミコン攻略

ファミコンの歴史シミュレーションゲーム攻略情報

ファミコン「武田信玄」攻略

大河ドラマ武田信玄」放映中の1988年に発売されました。私はドラマを毎週楽しみにしていましたし、ゲームも毎日やっていました。

面白いゲームなのですが、コンティニューに問題があります。歴史シミュレーションゲームとしては珍しくパスワードでコンティニューするのですが、やはりパスワードでやるのは無理があったようで、本国の兵力、経験値、各国の支配状況しか引き継がれません。

それ以外のデータは初期値に戻ってしまうので、頑張って貯めたお金、お米や属領の兵士が全部パーです。なのでパスワードを取る前に属領の兵士を全て本国に移動させ、お金もできるだけ使い切る必要があります。お米は商人がいる月に99ずつしか売れないので売り切るのは難しいです。

逆にこれを悪用して、属領の兵士を本国に移動→コンティニューを繰り返せば、全兵力が簡単にオール99になります。製作者側も当然わかっていて、パスワードを取る時に信玄公から悪用するでないぞと言われますが、この誘惑に勝つのは小学生の僕には無理でした。

属領への命令が月に3か国までになっていますが、これもコンティニューすればまた同じ月に3か国に命令できます。

なので、1541年11月に100%徴兵、12月に大井を攻略、翌年1月にコンティニューを繰り返し属領から各国を攻めて今川以外を全て攻略、2月に今川を攻略してクリアが可能です。この方法だとレベルが上がらないのもあり、私には今川と北条の両方を1月に倒し切ることはできませんでした。
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私の記憶ではコンティニュー技を使わずにクリアしたことはたぶんありません。弓1で攻め込めば敵もどれかの兵士1だけで野戦に応じてくれるので、遠距離攻撃で倒してお金、お米、経験値をゲットできます。これを本国や属領で繰り返せばいずれクリアできますが、ドラクエも途中で飽きてしまう性格なので、最後までやったことはないと思います。

弓1で攻め込むのも裏技チックですが、どのみちこのゲームは野戦で勝ってお金とお米をゲットして商人から武器を買って軍備を整えていくゲームです。弱い敵の城を攻略し過ぎると手詰まりになってしまうので、城までは攻略しない寸止めを続ける必要があります。

全13か国を制覇すると、次はシナリオ2の上杉謙信との川中島の戦いです。
シナリオ1で生き残った兵士をボーナスとして振り分けることができるので、シナリオ1の最終戦は属領から攻め込んでほぼ全滅させた後に、本国からオール99で攻めて遠距離攻撃だけで倒すことをオススメします。

計7戦しますが1勝6分けでも勝ちです。全体的には敵の方が強いので、敵の弱い部隊にこちらの強い部隊をぶつけて何勝かして、それ以外はじっと我慢して引き分けを狙います。ターン数がシナリオ1の20から30に増えますが、敵はあまり攻め込んでこないので、時間切れの引き分けに持ち込むのはそれほど難しくありません。
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武田軍で最も強いのは第1部隊で、以下3、7、2、4、6、5の順で、上杉軍は3、7、6、1、5、4、2の順なので、武田軍の第1部隊から第7部隊まで順に、上杉軍の1、2、5、3、6、7、4に当てていけば最大4勝できます。
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勝ち越すと最後は織田信長との関ヶ原の戦いです。基本的なシステムは川中島の戦いと全く同じです。武田軍は対上杉の時と比べて各部隊の騎馬から足軽まで10ずつ多くなっていますが、敵も上杉軍より強いです。
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織田軍で最も強いのは第2部隊で、以下7、3、5、6、1、4の順なので、武田軍の第1部隊から第7部隊まで順に、織田軍の5、4、6、2、3、7、1に当てていけば最大4勝できます。
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