ファミコン攻略

ファミコンの歴史シミュレーションゲーム攻略情報

ファミコン「不如帰(ほととぎす)」攻略5~家臣ゼロプレイ編

やりこんでくると不如帰がいくら名作とはいえ大名ごとの必勝パターンが決まってしまうので飽きてしまいます。

そこで何らかの縛りを設けてプレイすると、難易度が上がり、いつもやらないことをやる必要に迫られ、新たな気づきもあり面白いです。

重税禁止、リセット禁止もある種の縛りですが、私は常にこの2つの縛りを課しているので、それ以外の縛りが必要となります。

おすすめの縛りは初期武将のみでのクリアです。寝返りも「家臣を雇う」も使わずにゲーム開始時点の武将のみでクリアするということです。

配下武将がいない弱小大名の場合は1人で天下統一しなければならないので特に難しいです。以降は基本的にこの家臣ゼロプレイについて解説します。

弱小大名で序盤に勢力を拡大するためには兵糧攻めの効果を高める必要があるので、政治を高くする必要があります。

配下武将を雇えないので野戦で勝つために戦闘もある程度高くしたいところです。よって、戦闘4、政治6か戦闘3、政治7がベストだと思います。ただ、阿蘇や北畠、松永の場合は作戦0だと瞬殺されることが多いので、作戦5、政治5をおすすめします。戦闘0は野戦がつらいですが、意外と何とかなります。

家臣ゼロプレイで気づいたことは以下の点です。
・中盤以降の野戦は士気で負けることが多い。
・攻めている間に他の国を奪われる。
・降伏大名の援軍と城の強化が重要。
・作戦0でも力攻めは意外と使える。
・年数が経つと兵糧攻めの効果が上がる。
・野戦を経ずに籠城してくれることがほぼない。

野戦の勝率を上げて城を攻め落とされないために、兵をいつもより多めに雇い城塞値を上げておく必要があります。また、中盤以降の野戦の勝率を上げるためにはできるだけ多くの大名を降伏させて援軍に来てもらうことが重要です。

山城に近い大名ならいいのですが、津軽あたりで始めた場合は早めに山城の大名と同盟を結んで官位をもらっておきましょう。

城を守る武将、特に作戦の高い武将がいないので、城を奪われることがあり、作戦が低く兵糧攻め主体となるため、クリアまでに結構時間がかかります。

いつも中盤以降は力攻めばかりしていたので気づきませんでしたが、年数が経つと敵の総大将が政治6でも兵糧攻めで城塞値を6減らすことができたり、兵糧攻めの効果が高くなるようです。

作戦0だと力攻めの出番はないかなと思いましたが、野戦で勝って敵が退却した場合は力攻めで5ずつ減らせますし、武将が籠城していても毎回1とは限らないので、意外と力攻めも使えます。

終盤はお金が余るので、野戦に勝つためにも鉄砲を買いたくなるところですが、武将1人だとどうしても野戦で負けることがあるので、激減することは覚悟しなければなりません。

鉄砲以外だと余ったお金の使い道は忍者か敵への経略くらいしかありません。忍者は大名暗殺のほか、敵同士の同盟の解消も地味に役立ちます。降伏大名は同盟相手との戦には援軍を出してくれないからです。

なかなか野戦で勝てなかった相手大名の同盟を忍者で2つ解消させて、降伏大名の援軍が来るようになり攻略できたことがあります。

初期武将縛りで初めてやったのが津軽でしたが、運良くクリアできました。通常プレイと同じく戦闘4、政治6がベストだと思います。

東北、関東、北陸を支配するところまでは順調でしたが、山城の大名と同盟することができず、朝倉に野戦で負け続けました。

普段なら朝倉や一向は大名の能力が低く、戦闘の高い武将を多めに連れて行けば敵兵の総数が城塞値以下の場合は必ず籠城するので、野戦を経ずに力攻めで瞬殺ですが、家臣ゼロプレイの場合は籠城しないし、野戦で包囲してくるので、士気で全然勝てません。

作戦5以上なので挟み撃ちしてくる上杉、北条、武田あたりの方がむしろ野戦で勝ちやすいです。

津軽は難しいですが、城塞値が高く隣接する国はそれほど強くなく日本の端に位置しているため、初期武将縛りプレイの場合は阿蘇、徳川より簡単です。

武将が大名しかおらず自ら攻めて自ら守るしかないため、端にいるのは強みです。ただ、山城から遠いため降伏勧告が使いにくいというデメリットがあります。

村上も初めて初期武将縛りプレイをやった時に運良くクリアできました。戦闘3しか取り柄のない配下武将の小笠原長時ですが、大活躍します。雑魚武将もいないよりはるかに良いということを気づかせてくれます。