ファミコン攻略

ファミコンの歴史シミュレーションゲーム攻略情報

ファミコン「蒼き狼と白き牝鹿・ジンギスカン」攻略

ファミコンの光栄歴史三部作の中では最もマイナーな「蒼き狼と白き牝鹿ジンギスカン」の攻略情報です。

マイナーだからか攻略サイトがあまりなかったので参考のため少しだけですが載せておきます。

子供の頃、三國志三國志Ⅱ、信長の野望全国版、戦国群雄伝武将風雲録三国志中原の覇者、独眼竜政宗武田信玄武田信玄2、不如帰、天地を喰らう天地を喰らうⅡ、真田十勇士など歴史物のファミコンソフトをたくさん持っていましたが、ジンギスカンは最近になって初めてやりました。

モンゴル編を3回、世界編を1回、難易度5(最難)でクリアしただけですがそこで得たノウハウをお伝えします。

難易度は、三國志ジンギスカン信長の野望全国版の順だと思います。ただ、所要時間で言うと、国の数が少なく戦闘も短いジンギスカンが圧倒的に速くクリアできます。さくさく進むので私はジンギスカンが一番好きかもしれません。

信長の野望・全国版は、お金や兵糧、兵士がすぐ足りなくなってジリ貧になりますが、ジンギスカンは、兵士は割り当て(住民)ですぐに増やせるし、お金は特産物を売れば簡単に捻出できます。兵糧は最序盤以外はあり余るほどあります。

ちなみにジンギスカンと言えばオルドですが、クリアには必要ないですし他のサイトに情報があるのでそちらに譲ります。

歴史シミュレーションゲームの常ですが、基本的にやることは限られています。1ターンに3回の行動ができますが、毎ターンの基本は割り当て(兵士)→割り当て(住民)→戦争です。ただ、お金が足りない時は商人、統率(能力値)が下がって戦争ができない時は訓練が必要です。

【割り当て(兵士)】
割り当て(兵士)では基本的に本隊を騎馬100%にしました。このゲームは兵士が多い部隊ほど強いので集中させます。
敵の大将に逃げられた時の待ち伏せのために騎馬90、騎馬か歩兵10もありですが、3回待機すれば分散できるので問題ありません。
ただ、一騎打ちを挑まれる場合は騎馬1%、騎馬99%とかにして本隊が敵の大将に隣接しないようにして回避した方がいいです。これも戦闘時になってから3回待機→分散で対応することも可能です。
割り当て(兵士)は攻め取った国で毎回やりますが、たまに騎馬しかいない国とか騎馬が合計75%の国とかがあるのでその場合は省略可能です。騎馬と騎馬など同じ兵種なら戦闘時に合流できます。

【割り当て(住民)】
割り当て(住民)は兵士の確保のためです。私は食糧作りに15残してあとは全部兵士にしていましたが、兵士に全振りでもいいかもしれません。攻め取った国で毎回やりますが、兵士が十分にいる時は省略します。

【割り当て(住民)以外に兵士を増やす方法】
割り当て(住民)以外に兵士を増やす方法としては、隣の領土から移動させる、商人から傭兵を買う、人事で徴兵する(少ししか増えません)という方法があるので、場合によってはこれらの方法を使います。

【移動】
このゲームの面倒な所として本国以外の直轄地では戦争と移動ができません。移動させたい場合は本国のターンで行います。移動コマンドを使うのは、隣の領土から兵士かお金を移動させる時か、本人を移動させる時です。

【商人と訓練】
攻め込む兵士数分だけお金が必要なので足りない場合は商人に特産物か食糧を売るか、隣の領土からお金を移動させます。だんだん統率が下がってきて戦争ができなくなるので、その時は訓練で本人の統率を上げます。

【初期能力】
ゲーム開始時に決める初期能力は、家来はどうでもいいです。本人も最速クリアを狙わないのであればそれほど気にしなくていいですが、統率は戦争の度にどんどん減って、いずれ訓練して上げないと戦争できなくなってしまうので高い方がいいです。判断と企画も徐々に下がるので高いに越したことはありませんが、私は訓練しなければいけないほど下がったことはありません。説得はクリアするだけなら特に気にしなくてもいいと思います。体力と武力は一騎打ちで勝つために高い方が有利ですが、戦争で勝つと上がっていきます。

【戦争】
いよいよ戦争ですが、兵糧は十分にある場合は30日分、少ない場合は適度に持って行き、必ず本人が行きます。
敵の大将を倒せば勝ちで、残った兵士は味方になるので大将以外は無視していいですが、騎馬は大将に合流される前に個々に倒した方が楽なので先に倒します。ただし、一騎打ちで捕虜にできる場合は一直線に大将に隣接して一騎打ちを挑みます。

【一騎打ち】
戦争に勝つと体力と武力が上がるので、終盤はかなり本人の能力が上がっていると思います。一騎打ちで敵の大将を捕虜にするにはウィキペディアによると武力、体力、判断が高い方がいいようです。ただ、気のせいかもしれませんが、私がやった限りでは兵士数も多い方がいいと感じました。私は世界編の終盤の南アジア~東アジアはほぼ一騎打ちで倒しました。申し込んだ側に不利な判定になるらしく少しこちらの能力が上というだけでは負けます。また、差がそれほどでもないと捕虜にはできず一部の兵士がこちらに寝返るだけになります。
逆に負けると捕虜にされたり一部の兵士に裏切られます。一騎打ちを断ると武力と統率が大幅に減りますが説得が低いと断ることすらできません。

【戦後処理】
基本的に攻め取った国を本人が治めた方がいいです。その季節にもう一度行動できる可能性がありますし、新たな国であれば割り当て(住民)で兵士を増やす余地があるからです。元の国は血縁武将がいるなら任せますが、いなければ裏切られる可能性があるので直轄地にした方が無難です。直轄地経営はちゃんとやるなら面倒ですが、私はほとんど「なにもしない」を選んでいました。直轄地発信で移動も戦争もできないのであまり意味がないからです。兵士が少なくて攻められそうなら兵士を増やした方が無難ではあります。敵の大将は処刑、在野武将は配下にしません。下手に配下にすると突如どこかの国で裏切ることがあります。

【モンゴル編攻略順】

私は1176年の夏(開始から6ターン目)にクリアしました。モンゴル編は14か国あって、基本的に1ターン(1シーズン)に1回しか戦争ができませんが、その季節にまだ順番が回ってきていない国を攻め取れば同じ季節内にまた行動ができるので、6ターンくらいあればクリアできます。
私は5→8→6→2→3→4→7→9→11→12→14→13→10の順に攻めました。ただ、この順にこだわらず、その季節に順番が回ってきていない国を攻めるようにした方が、できる行動が3回分増えるので効率的です。
基本的に毎ターンの3行動目に戦争しますが、テムジンの国の初期値は住民の数が少ないので割り当て(住民)だけでは十分に兵士を増やせません。私は1ターン目に攻めるのはあきらめて、割り当て(兵士)→割り当て(住民)→特産物売却→徴兵(または特産物売却)→傭兵→戦争と、2ターン目に戦争をしました。

【世界編攻略順】

私はジンギスカンで1210年の夏(開始から18ターン目)にクリアしました。まず、割り当て(住民)で全部兵士にして1国を捨てて全兵力で3国を攻めました。その後は3国を壁にしてヨーロッパ→北アフリカ→中東→南アジア→中央アジア→東アジア→東南アジアの順に攻略するとスムーズです。